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20歳になって【後編】

24日前に20歳になった。
実にキレのいい数字ということで、この約20年間を振り返りながらいろいろ書き残そうと思う。

20歳になって、書きたいことが3つある。

「目標設定の重要性」「人間関係の変化」「言葉に残すこと」についてだ。


「目標設定の重要性」

先日、友人からこんなんことを言われた
「私、面白い人になりたい」
面白い人って例えばどんな?と聞くと
「あなたみたいに面白い人笑」と言われた。

私は、中学1・2年生(今から5年くらい前)の頃に、「なりたい人物像の目標」を立てたのだが、その中に「面白い人と言われること」という目標があったのを思い出した。
:私の言う「面白い」の定義としては、話や見た目がコメディアンのように面白いという意味ではなく、魅力があり、インタレストであることを指している。

5年前の私が「面白い人と言われること」を目標にしたのは、祖父の影響が大きいと考える。
ちょうど5年前くらいに祖父は亡くなり、家族は途方に暮れ、何かあれば祖父の話が飛び交った。
その際に、祖父のマインドは下記のようなものであったと、周りの話を聞きながら感じた。

・無理なことを無理と考えず、速攻やってみる飛び込み精神。
・馬鹿みたいと人が笑うことを、無理矢理でも実現させてしまう力。
・現実的に、先を見据えて考えろと人は言うけれど、そんなものは後でどうにかすると言う大胆な考え方。

当時の私は上記のマインドがとてもカッコいいと感じた。
また、こんな面白いマインドの人の話をもっと聞いてみたかったと感じた。

このマインドの良いところを、自分が上手く継承して、もう少し論理的な部分を加え、祖父を超える実現性を養いたい。と考えるようになり、
その為には「面白い人と言われること」は必要不可欠だと考えた。

友達が言った「面白い」の意味はどんな意味だったのかわからないが
自分の定義付ける「面白い人」に近づけるように精進したいと改めて考える良い機会になった。

また、上記の機会から目標設定の偉大さを感じた。

小学4年生から中学生2年生まで、母に「勉強・剣道・私生活」の目標設定と振り返りを紙に書いて提出する行事が毎月あった。当時は、目標に達しなかったら怖いという気持ちや、目標を立てたからにはサボれないし、逃げ道が無い気持ち、一番身近にいる母にそれを提出する責任感がとても苦痛で、怖い行事だった。
しかし、今考えると本当にありがたいことだったと感じる。

その行事の期間が終わり、人に情報開示をする機会がなくなり、私は毎月の目標設定をサボってしまった。
そこが今の自分の弱点であり、継続力の無さ、知識的に深みのない部分に直結していると感じる。
一年、半年ごとにマインドマップや、目標立てはしているが、
毎月目標設定をしていくのがやはり一番効果的なのかもしれないと、20歳を前にして考えた。
また、自分はまだまだ未熟な人間のため、人に情報開示するという責任を背負いながらじゃないと目標達成のクオリティが下がってしまうのだと、改めて自分の未熟さを実感した。

「人間関係の変化」

自分の人間関係について書くのはとても恥ずかしい。
良くも悪くも、人によってあらゆる自分を魅せ変えている自覚があるからだ。
それはどんな人もそうであると思う。

上京してから、人間関係については大きく変化した。
時系列で書く。

幼少期は、母や祖母、会社の人と話すことが多く一人っ子だったこともあり
人と話すのは好きだが、友達になるのはいつも、おじさんやおばさんだった。
剣道の仲間ができ、同世代の冗談やノリについていくのが大変だったため
慣れ親しんだ人以外、深入りしたコミュニケーションを避けてきた。
おかげで幼馴染と遊ぶ以外、高校まで友達と遊ぶことをしておらず笑
高校で初めて女の子と遊びに行く時は緊張した。
(今でも4人以上の遊びや初めての子は正直緊張する、、いい加減慣れよう)

高校に上がり、とても良い親友が1人できた。
親友を通して、「こうやって人間は友達と遊んだり、人の気持ちを想像したり、ご飯を食べたり、連絡を取るのか!」
と、基本的なことを”初めて火を使う原始人”のように覚えた。
(原始人から人間にしてくれてありがとう笑)

また、私は昔から変なところで真面目なところがあり「そのまま受け止めてしまう」のが癖で、人にどう思われているかを考えすぎて疲れてしまうことが多かったが、
部活を辞めたタイミングで、
「どう思われても良いじゃないか。自分の人生なんだから、好きにして嫌われるならそれでいい」と考えるトレーニングをした。
その甲斐があり、考えすぎたり、冗談が通じなかったりする部分は今もあるが、
以前よりは、人並みに改善されてきた。
(その副作用としては、高校では自由な行動をしすぎた笑 楽しかったから良い)
そういった面では、かなり人間関係の構築が容易になったと感じる。

上京し、同世代以外の方ともお話する機会が多くなり人間関係の状況はかなり変わった。
今までは、慣れ親しんだ人としか深入りしてこなかったが、程よい自己開示をしていかないと仲良くなりたい人とも仲良くなれないことを、この1年でとても実感した。
また、大学の友達と話す時の自分、インターン先での自分、先輩方と話す時の自分、プライベートの自分、全ての自分が初めましての自分で、驚いた。
人間はこうやって、自分の使い分けをして生きているのかと興味深く感じた。

”人によって態度を使い分ける”のは良くないと耳にしたことがあるが、
その使い分けを上手くしている人ほど、それぞれが上手く進むと私は考えている。
使い分けスキルをより鍛えたい。

高校時代とはまた違う「人との関わり方」を周りから学び、
最近はとても”フッ軽”で生きている。
昔は人と話すだけでとても疲れて、帰ったら記憶がないくらい寝ていたのに
だいぶ人並みに人間関係の構築が上手くなってきたと感じる。
まだまだ言葉で伝える力が足りていないと感じる時が多く、勇気が出ないことも沢山あるが、どんどんぶつかって失敗をして学んでいきたい。


「周りと関わる上で今後気をつけたいこと」としては、
・実は少し耳が悪いことを伝えること
私の耳は雑音がある時の人間の声が聞こえずらいらしい。
病気では無いが、耳が遠い?にちかい。(剣道で大声出しすぎたのかな)
学校の授業も聞こえないことが多かったが、補聴器が必要なほどでもなく、微妙な耳の悪さで笑、、
そのため、話を聞き返すことが多く、それに疲れて人の話を聞かない癖がついている…と最近特に感じる。
仲がいい人だと特に、聞こえてない部分を聞き返すのがめんどくさくて、なんとなく話を合わせることが結構あり、、良くないと感じる。
「いきなり違う話しないでよ!」とよく友達に言われてしまうが、これは、私が聞き間違えて、その話で私の中では話進んでいるために起きている。
場合によっては人をイラつかせる。許してください、、😅
友達に、「本当に聞いてないよね笑」って最近言われ、、改善しようと思った。

仕事中などにも聞き返すことがあるため、こいつ話聞いてないんか?と思われる前に、確認として復唱すること、場合によっては微妙に耳が遠いことを話しておくことを心がけようと思う。

・大事な話の時は、復唱し、ちゃんと確認すること。
・仲のいい人には、微妙に耳が遠いことをちょこっと言っておくこと。
・口の動きをよく見よる。
・ちゃんと話を聞こうと思うこと。

以上の点を進めていきたい。

あとは、真剣になると目つきが悪くなり、怖い顔になると母によく言われるので、常にスマイルを心がけたい。☺️☺️エクボがあって助かっている。母ありがとう。


「言葉に残すこと」

中学生の頃から、思ったことや感じたことをスマホのメモ機能に書いてきた。
その中には、「こんなこと考えていたんだ、、」と、
意外と忘れていることばかりで、他人のメモをのぞいている感覚になる。
人間は自分が思っているより頭は良くなく、すぐ忘れてしまう笑

(特に私は、人の名前が特に覚えられない。友達の名前を覚えるのも結構時間がかかるので、最近は仲良くなった人には覚えやすいニックネームをつけている。ニックネームは結構覚えやすい。これは目上の人には中々できないので、、ちゃんとフルネームで覚えるようがんばります。)

過去の自分の意見を聞くというのはとても面白く、忘れてしまうには勿体無いと
最近特に感じる。

これは確か2年前の夏に書いたもの。メモに書いてあった↓
「個人の価値観というのは、深く理解し難い
自分でも自分について知らないことばかりなので、
人に対しても中々理解できないことばかりで、でもそこが面白いところで。
何をされれば傷つくか、嬉しいか、ときめくか、悲しむか、成長できるか、お金を払いたいか、ひとりひとり全く違う。
これからの世界は個人の価値観をより理解しあう必要があると思う。
自分は、個人の価値観を分かりやすく、視覚化できるものを作りたい。
価値観を可視化することで自分がやりたいこと、深層心理、などが理解することも出来る。」
(めっちゃ偉そうに書いてておもしろい笑笑)

上記に関して、
価値観なんてものは、日々変化していく。
そんなものをなぜ可視化したいと思ったのか、理由はわからないが、
私は目に見えないものをみたかったのかもしれない。
可視化することが全てではないし、知らなくていいこともあると今は思うが、
自分を研究することはとても面白いことだと思う。
価値観の可視化として、自分の言葉を残していくというのはとてもベストなアイデアだと、このメモを見て感じた。

このように、過去の自分と今の自分の考えの違いなどはとても面白い。

自分は少しキザな部分もあるため、恥ずかしい気持ちもあるが、笑
それも含めて面白いと感じる。
とにかく、「思ったことがあれば恥ずかしがらずに、言葉にしていこう!」
という結論が出た。

今までは、"何となくメモに書いてきた"けれど、
この機会を機にnoteなどで気軽に言葉を残していこうと思っている。

(追記)
もう20歳なのか。
優秀で、魅力的で、憧れる人たちを見ては焦ってばかりだ。笑
特に、昨年12月 株式会社刀さんが受け持つ案件に対し、学生がコンサルをするというNewsPicksの企画で、私含め3人の学生がプレゼンをした際。
尊敬する2人の先輩の企画内容、伝え方も素晴らしく、
また、株式会社刀 渡邉さんのお話の仕方、仕事への向き合い方に、感動した。
ものすごくカッコよかった。
自分もこんなビジネスマンになりたい。と憧れた。
どこを切り取っても文章構成が教科書並みに完璧な話し方。
私がトンチンカンな質問をしても、内容を上手く汲み取り、説明してくれるコミュニケーション力。
会話しているだけで感じる脳の回転の速さ。笑
キラキラしていた笑
こんな上司のもとで、成長したいと強く感じた。
それとともに、今の自分のままではそれすらも実現できないのでは。という苦い味もした。

どんどん苦い味を感じて、口だけの人間にならず、多少生意気でもいいから
インプット、アウトプットしていこう!
20代も応援してるよ自分👍ファイト🔥

自分が一番大事な存在だと、最近強く感じる。
あらゆる選択は、元を辿れば自分のためにやっていることであり、自分という存在は死ぬまで一緒にいる相棒なのだ。なので、その唯一の相棒を一番に大切にして、尊敬してあげることはとても大切だと思う。
自分の髪を乾かす時も、階段を上がる時も、食べる時も大切に扱わないとなと感じるようにしている。
自分自身を子供のように教育してあげよう!という気持ちで何事も考えると、なんだか心が楽になることも最近知った。
↑おすすめなので是非。笑


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