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不妊治療から妊娠、無痛分娩、緊急帝王切開について / 1.不妊治療編

2024年4月24日13:06 3,702gの男の子を無痛分娩からの緊急帝王切開にて出産しました。

授乳のための細切れ睡眠にはまだ身体が慣れていないけれど、子供の顔を見ると愛おしさ全開👶🏻❤️‍🔥

出産までの道のりもなかなか険しかったので、本当に産まれてきてくれてありがとう〜〜という気持ち。

そんな妊娠から出産までの過程を、今もしくは将来的に子供が欲しいな〜と思っている方々に伝えたく、不妊治療編、妊娠編、出産編の3つに分けてnoteを執筆しました。

👰🏻‍♀️🤵🏻 入籍・結婚式

☑️ 2021年11月 入籍

大学卒業後、社会人2年目に入籍。
大学生の頃から生理不順(基本的に30~50日くらいの周期)によりピルを服用。

☑️ 2022年2月 結婚式

結婚式を挙げたタイミングで飲み続けてきたピルの服薬を中止。


💉 不妊治療記録

☑️ 2022年7月 PCOSと診断される

ピル服用中止から4ヶ月以上経っても生理が再開せず、近所の婦人科を受診した結果、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断される。

(通常1周期につき1つの卵が育って排卵するけれど、PCOSは沢山の卵が卵巣に溜まってしまって排卵しにくくなる病気で、自然妊娠率が通常より低め)

その後11月までホルモン剤を服用しながら様子を見るも毎回排卵できず、違う病院でステップアップすることを勧められる。

帰り道にちょっと泣いた🥲

☑️ 2022年11月 不妊治療専門クリニックに転院・人工授精開始

転院を勧められた直後に不妊治療専門クリニックに電話したところ、初診は2ヶ月待ちとのこと。

しかし、受付の方が先生に確認してくれて、その日の午後であればなんとか受診できそうとのことだったので、すぐに病院へ向かう。

診察と血液検査の結果、やはりPCOSとのこと(AMH13.7)で、ホルモン剤を違う種類に変更し、ホルモン注射と併用しながら2023年4月まで人工授精に5回挑んだが悲しくも全敗🥲

もちろん5、6回目で妊娠できる人もいるけれど、今後人工授精を考えていて早く妊娠したい人は、3回くらいで見切りをつけて体外受精にステップアップしてもいいと思う💭

ちなみに人工授精の日の病院は待ち時間と診察、人工授精含め1時間程度なので、午前だけ病院の近くのスタバでリモート勤務して午後は普通に出社した💻

☑️ 2023年5月 採卵・体外受精

ステップアップを決意し、体外受精のために採卵を行う。

採卵するためにお腹の中で卵が20〜30mmになるように育てていくのだけれど、その為にはホルモン剤の服用とともに毎日お腹に自己注射しなきゃいけない🥲💉

通院日には更にお腹もしくは二の腕に筋肉注射も必要で、血液検査も何回かあるから、5月だけで何回注射したか分からない🤦🏻‍♀️

さらにPCOSのせい?おかげ?で通常よりも多くの卵が育っちゃうから、採卵日直前はお腹が苦しすぎてご飯がまともに食べられなかった、、
(けどホルモン剤のせいで体重は鬼のように増加👹)

採卵日当日は坐薬と点滴で痛み止めを投与した後に手術室で局所麻酔して採卵開始。

麻酔をしていても卵一つひとつに針を刺して採卵するので痛すぎて泣いた。

いい歳した大人だけど、看護師さんがずっと手を繋ぎながら肩をトントンしてくれたのでなんとか乗り越えられた🥹

卵は10個採れるといいな〜と思っていたけど、PCOSのおかげで脅威の28個💥
20〜30mmの卵が28個もお腹にいればそりゃ苦しいよな〜って話。
(単純に計算したら卵だけで少なくても500mm以上、、!?)

その後体外受精を行い、25個が受精、そこから凍結できたのは13個でした。

採卵数が少なくて凍結に至らず複数回採卵する人もいるから、そこはPCOSで良かったかなと思う💭

☑️ 2023年7月 受精卵を移植

採卵数が多く、採卵後の卵巣が通常2〜3cmくらいのところ8cmくらいに腫れていたので、1周期お休みして7月に移植することに。

移植周期は毎日お腹にホルモン剤のテープを貼って、膣錠を毎朝晩入れなくてはいけないので、これもまた地味にハードな毎日だった、、

移植自体は人工授精みたいな感じで痛みはなく、30分程度でお会計。

事前の血液検査で受精卵を異物として反応して抗体が作られてしまうかもしれないという結果が出ていて薬を飲んでいたので、無事に着床してくれるかどうか毎日ドキドキでした、、(ちなこの薬は自費だった🥲)

☑️ 2023年8月 胎嚢確認

病院で検査する前に待ちきれずに妊娠検査薬で陽性を確認🥺

化学流産の恐れがあるから素直に喜べなかったけど、病院での血液検査の結果がとても良く、胎嚢も無事確認できてホッ😮‍💨

無事に母子手帳をゲットし、不妊治療クリニックを卒業しました。


💸 不妊治療費について


不妊治療が保険適用になったおかげで3割負担とはいえ、普通にお金かかりました〜🥹💸

人工授精は1回6千円程度で、エコーや薬代を含めると月1万5千円程度。

採卵周期は自費の血液検査も含めて11万円程度。
(通っていたクリニックは採卵数で金額が異なり、私はmaxの金額だった。)

移植から不妊治療クリニック卒業までは9万円程度。

近所の婦人科行ってた頃からの治療費の合計は32万円程度💸
そこから市の助成金と医療保険で12万円戻ってきて、手出しは20万円程度。

ちなみに凍結した受精卵は1年ごとに保管料を支払わなくちゃいけないんだけど、私は不妊治療卒業してたので自費で2万2千円でした。

不妊治療は週に2〜3回ほど通院が必要だし、卵の育ち具合によって「次は2日後に来てね」と急に決まるので、お金もかかるし予定は決めずらい🙃

私は仕事終わりに病院行くようにしてたから、平日の夜に予定を入れないようにしてた。
(平日夜は人が多いので待ち時間含め2〜3時間かかる、、)


📝 まとめ


妊娠を考えている方、今はまだ考えていないけれど、将来的に考える可能性がある方で生理不順な方は、何か原因があるかもしれないので、病院に行くことをお勧めします。

私たちの場合は不妊の原因が私にあったけれど、男性が原因なこともあるので、なかなか授かれないなという場合は夫婦で検査に行くとよいかも。

あと、不妊治療は女性だけで頑張れるものではないし、男性側も大変なことがたくさんある。ので、お互いが思いやりを持って協力し合えるといいよね、という感想です💭

それから、妊活している方達って、長期間授かることができないとだんだんメンタルがやられる人もいると思う。

私は人工授精が5回失敗した時は流石に悲しかったけど、メンタルは割と大丈夫な方だった。

けれど中には芸能人の妊娠報告を聞いただけで泣いちゃう人とか、友達の妊娠報告を素直に喜べない人とか、そんな人もたくさんいる。

こんなこと言っても無理な話だとは思うけれど、そんな方達が自分を追い詰めすぎないといいな、と心から思う。

妊娠編へ続く ↓

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