【SS】馬鹿馬鹿しい話【ショートショート】

※この小説にはガールズラブ、軽微の自傷描写を含みます。メモアプリに書いてたりしたのを加筆修正したお話。双方名有りの訳あり口悪ちゃんと優等生光属性ちゃんの言い合いと芽生え百合ショートショート、本文1337字です。雰囲気仄暗い。


「離せよ!触んな!」

あたたかい手のひらを振り払った。優しくされたがっていたのは他でもない私だったのに。
この子は別に、ただいつも通り、他人に優しくしただけだ。だけど私はそれを、野花の細い茎をへし折るように振り払った。自分が傷ついたり失望されるのが嫌だから。自己中な感情。阿呆らしい。

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1,197字

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