今年初の燕子花
燕子花と言ったら、光琳でしょう。
ネットで燕子花と調べたら9割が光琳の絵です。
燕子花は花の汁で服を染める"書き付け花"からきてるそうです。
5月が近づくと根津美術館の燕子花が頭をよぎります。
今年は、待ち侘びすぎて初日に来館しました。
琳派の屏風画は非常に興味深いですね。
平面的なタッチと立体的な支持体が融合し生み出す絶妙なバランスが人々を惹きつけるのです。
光琳の燕子花だって、よく見ればべったりしてますし、一輪一輪の重なり合いがもはや一体化しています。
それでも、屏風画の大袈裟なほどの立体感がそれを魅力的に作品として完成させています。
非常に興味深いと思いませんか。
思いますよね。
次に研究するなら琳派の屏風画と決めています。
私にとって、初めての燕子花との出会いは光琳でしたので、ホンモノの燕子花を見るとドキドキしてしまいます。
今年も初めての燕子花は光琳でした。
これからいくつの燕子花と出会えるのでしょう。
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