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ぬいぐるみ好きはぬいを動かしたい!だが、しかし ~断念、そして新企画へ~

お詫び

100体近いぬいと暮らし、ぬいを動かしたいという野望を抱く会社員です。
過去の記事で「何がなんでもぬいを動かすアプリを作る。私は本気だ。」そう豪語していた。

だがしかし、現実的にちょっと無理があった。主に私の技術と開発期間の関係で。もし以前の記事を読んで「それだけ言うなら見届けてやろうじゃないか」と思っていただいた方がいたら本当に申し訳ありません。己の無知が過ぎました。

何が問題だったのか?

とはいえ、技術が無いなりに知恵は絞ったんです。
ぬいを動かすために、一番問題になるのは何か?

  A. 骨格が定まっていない

それはそう。何故ならぬいは主に綿だから。骨がないからこそ自由なフォルムの愛らしい姿でいられる。

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知識のない私は「腕と足が認識できればどうにかなるだろ」と考えていた。そんなに甘い話ではなかった。
技術的に言うと、骨格が定まっていないので動かす部位の判定が難しいとのこと。世の中にある似た機能のアプリたちはその問題をクリアするために、長い開発期間とすごい技術が詰まっているのである。
具体的に言うと、らくがきARや、WonderOfWonderArtなど、ユーザーが簡単に使えてわくわくするアプリを作りたい。そう思って企画を進めていたが、さすがに制作期間2ヶ月や3ヶ月でできるものではない。今回私が取り組むプロジェクトは、2月のCFに向けて開発するため、あまりにも技術と開発期間が足りなかったので、泣く泣く断念した。

とはいえ、ぬいを動かしたい気持ちに変わりはない。
そこで開発の道のプロに相談したところ、「自分がぬいぐるみになるのはどうか?」とのアイディアをいただいた。
(うーん、自分がぬいになるかー……)と、最初ピンとこなかったものの、顔だけぬいになったら面白いのでは??と考え直し、可能かどうか技術を確認。それほど難しくないことが分かったので、その路線で取り組むことにした。

ぬいになれるサービス『ぬいmeet』(仮)

紆余曲折ありまして、ぬいになることにしました。
サービス名は『ぬいmeet』。今後良いネーミングが浮かんだら変更するかもしれないので、一旦(仮)とさせていただく。

ただぬいの顔になって動画を撮れるだけでは面白くないので、自分の顔がぬいになってWeb会議に参加できるサービスを作ることにした。
もちろん、自分の好きなぬいを顔に設定することができる。

仮で作成したプロトタイプ版がこちら。

うん、インパクトが強い。
このクマの顔を好きなぬいに設定して、複数人でWeb会議ができたらそれはもうぬい達のミーティングなのでは??さらに体は自分なので、自分が着替えると自動的にぬいが着替えたことになる。ぬい服を作る必要もないので、お手軽。
プラス機能で、Web会議にあったら便利なものの実装を検討している。

●使い方イメージ図 ※開発中のもの

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技術の話

技術的なことを言うと、ぬいの顔に設定するのはFaceAPIを使用。
Web会議への参加は、別途ユーザーにOBS Studioを立ち上げてもらい、ぬいになった映像をWeb会議に反映させる想定だ。噂に聞くOBS Studio、みなさん使ったことあります?私は今回初めて使いました。なぜか妙にドキドキした。同じようにOBS Studioかぁ……と思っている人は多いと思うのでそういう人向けに手厚めのフォローなどを検討する。


改めて、今後のスケジュールについて

紆余曲折あって企画が変更になったが、技術面については問題なく、あとはいかに使いやすいサービスにするかが課題である。
実際のところすでに開発に着手していて、絶賛ヒーヒー言っている。
2022年1月19日~2月1日にクラウドファンディングを実施することに変わりはないので、引き続き開発を進めていく。

今後も私のnotetwitterで随時状況を報告していくので、興味がある方は是非見守っていただけると有難い。

また、当サービスはより多くの方に使用していただいてこそ面白いものだと思うので、最終的には一般公開を予定している。その点も踏まえて、クラウドファンディングの支援をしていただけると嬉しい。

そうは言っても、やっぱりぬいは動かしたい。

今回のクラウドファンディングではぬいそのものを動かすのは難しいと判断したけれど、個人的にはまだまだ諦めていない訳で。
開発に何年もかかってしまうのならば、何年もかけてやろうじゃないか。正直なところそれくらいの気持ちはある。
それについてはほとんど独学での挑戦になるので、いつになるか分からないけれど、「やったよ!ぬい動かすアプリ作れたよ!」とここで報告出来るように頑張る次第なので、その時は是非遊んでやっていただきたい。

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