古賀野々華 Nonoka Koga

早稲田大学5年生                        日常の事、核の事、海…

古賀野々華 Nonoka Koga

早稲田大学5年生                        日常の事、核の事、海外を旅して気づいたあれこれ。毎月2本書くように努めています🪻🌿

最近の記事

「時間が解決することもある」14歳の時に広島で被爆

東京の中心から電車に揺られること1時間。 今回の目的地は鎌倉だ。 鎌倉は豊かな自然と文化財に恵まれており観光地としても人気が高く、最近では住みたい街でもトップに選ばれているとか。 詩人であり5人の孫のおばあちゃん 今回の鎌倉への小旅行の目的は鎌倉に住む詩人の橋爪文(はしづめ ぶん)さんに会う事だ。※以下文さん。 文さんの自宅にお邪魔すると花瓶に生けられた綺麗な紫陽花がお出迎えしてくれた。来客がある時は大抵お花を準備するそうだ。 93歳の文さんは詩人であり3人の子供

    • 私がイランに惚れた理由

      今年の2月にはじめてイランに行き、一瞬にして心を奪われた23歳、ののかと申します。 また絶対イランに行くために帰国後ペルシャ語の勉強を本格的に始めた中、2024年4月6日に外務省からイラン全土に対しての渡航中止勧告が出されました。 4月3日のイスラエルによるシリアのイラン大使館への攻撃をきっかけに中東地域での緊張が一層高まり今回渡航中止勧告が出されました。 Xではイランに対する批判的な投稿が増え、「過激」「危険」なイメージがますます高まり、イランに対して間違った認識がつ

      • オッペンハイマーを2回観て思うこと

        3月27日オッペンハイマーの公開日に合わせて映画館に行った。 オッペンハイマーの映画が公開される事を知った時から人一倍楽しみにしていた。 身の上話になるが私が高校生の時に留学したアメリカの高校の校章は、きのこ雲だった。それ以来原爆や日米の核認識にはなんとなく興味を持っていた。 ※以下本編のネタバレを含んでいます。 1回目に観た時 オッペンハイマーを初めて観た時こう思った。 「原子爆弾の被害の部分がまるっきり抜け落ちている。アメリカの視点のみで描かれた残念な映画だ。

        • イランに行くには

           2024年2月に研修でイランに行ってきました。イランに行く前に友人や家族から立て続けに言われた言葉は... 「イランって行けるの?」  実体験を元に述べると他の海外と同様イランに行く事はできます。そして私自身また行きたいと思う程イランに魅了されて帰ってきました。ただ、他の国と比較すると渡航するハードルは高い方だと思います。  じゃあ何がイラン渡航のハードルをあげているのか。このnoteではイランに興味はあるけど現実的に「イランって行けるの?」という疑問を持っている人の

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          母がくれた23歳の誕生日プレゼント

          生きてると辞めたい。 逃げ出したいと思う時がある。 仕事、学校、勉強、恋愛。 様々な場面で誰もが一度は思う瞬間が来る。 私もつい最近辞めたい、逃げ出したいと思った時があった。 その時に思い出した幼い時の記憶の話をしたい。 母からの贈り物その記憶は私が小学生から中学生の時の事だ。 「自分がやるって言ったんだから続けなさい!」と母に怒られた記憶だ。 母は、私が習い事を辞めたいと言っても決して辞めさせてくれなかった。小学校から中学校に変わるタイミングで卒業する事はあった

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          福祉大国フィンランドに広がるやり直しができる社会

           フィンランドは国民の幸福度が高い福祉大国として知られている一方、実は一人当たりの起業家数では世界一位を誇る起業大国でもある。フィンランドでの滞在を通してなぜフィンランドは起業家が多いのか。起業家やスタートアップを支えているものは何なのか私なりに考えてみた。  私は経済産業省主催の海外派遣プログラムJ-StarX・フィンランドコース第1期生として幸運にも採択して頂き、起業に関心があるor既に起業している学生49人と共に9日間フィンランドに滞在した。 9日間のプログラム

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