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ドラマトーク#12 2022春ドラマはジャニーズ祭り?!

もうすぐ4月。
春の連続ドラマもラインナップが出揃ってきたが、ひと通り並べて際立ったのが、何と言ってもジャニーズタレントの出演ドラマの多さだ。
ここ数クールと比べても、本数も多いし、あと、主演率が高い。

わかるように、今クール(1-3月期)と比べてみる。
今期のジャニーズタレント出演の連続ドラマは8本だった。
そのうちプライム帯の作品は半数の4本で、残り半分は深夜帯か1カ月程度の短めの連ドラだ。
深夜帯などの4本は全てジャニーズ主演だったが、『恋の病と野郎組 Season2』(日テレ系・月曜24:59)『鹿楓堂よついろ日和』(テレ朝系・土曜23:30)の言わばジャニーズ枠ドラマと、昨秋にWowowで放映済みの『准教授・高槻彰の推察 Season2』の地上波版、NHKで1月に放映された全4回の『わげもん~長崎通訳異聞~』と、少々イレギュラーな形態のものが多い。

なので、純粋に3カ月かつ毎週1時間の連ドラという観点で見ると、プライム帯の『ドクターホワイト』(関テレ/フジ系・月曜22時)『ファイトソング』(TBS系・火曜22時)『となりのチカラ』(テレ朝系・木曜21時)『逃亡医F』(日テレ系・土曜22時)の4本となるのだが、そのうち主演作は松本潤の『となりのチカラ』1本だけだった。
脇役で各ドラマに出ていた宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、菊池風磨(Sexy Zone)、松岡昌宏(TOKIO)と桐山照史(ジャニーズWEST)もぞれぞれの役割をしっかり果たしていたと思うが、良い意味であまりジャニーズ色がなかったというか、全体を見渡したときに、ジャニーズの人がたくさん出てるなあ、という印象はあまりないクールだった。

春ドラマはジャニーズ出演作が目白押し

一方の4月からはと言うと、民放だけでも総本数12本、うちプライム帯が7本、深夜帯は5本。
本数だけ見ても1-3月期より多いが、さらに目立つのがプライム・深夜問わず主演作の多さだ。
『未来への10カウント』(テレ朝系・木曜21時)『マイファミリー』(TBS系・日曜21時)『金田一少年の事件簿』(日テレ系・日曜22:30)と4-6月期で各局が力を入れていると思われる大型ドラマの主演にそれぞれ木村拓哉二宮和也道枝駿佑(なにわ男子)。
さらに、テレ朝の人気シリーズである井ノ原快彦『特捜9』(水曜21時)と松岡昌宏の『家政夫のミタゾノ』(金曜23:15)も新シーズンがスタート。
深夜帯では『吉祥寺ルーザーズ』(テレ東系・月曜23時)に増田貴久(NEWS)、『受付のジョー』(日テレ系・月曜24:59)で神宮寺勇太(King & Prince)、『俺の可愛いはもうすぐ消費期限?!』(テレ朝系・23:30)に山田涼介(Hey! Say! JUMP)がそれぞれ主演。
さらに広瀬アリス主演の『恋なんて、本気でやってどうするの?』(関テレ/フジ系・月曜22時)の男性1番手の松村北斗(SixTONES)も主役級と捉えると、12本中9本が主演作ということになる。

木村、山田、道枝と各グループのエースとも言える王道キラキラアイドルが主演はとにかく目立つし、演技に定評のある二宮×日曜劇場、NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』出演で一気に全国区となった松村の本格ラブストーリー出演もインパクトが強い。
さらにすでに人気のシリーズ物が2作品も被ってくると、今回はジャニーズのドラマが多いなあ、豪華だなあという印象になってくる。

全体的に華やかな印象の春ドラマに期待

実はこの4-6月期は、全体的にキャスティングが豪華と言える。
各ドラマの主演クラスを見てみると、綾瀬はるか、上野樹里、土屋太鳳、高橋一生、柴咲コウ、ディーン・フジオカと、錚々たる名前が並んでいるのだ。
ジャニーズ主演作も、それ以外のドラマも、華やかさを感じさせるラインナップで、放送開始を間近に控え期待が高まっている。

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