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メンズファッション過去記事まとめ

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2022 今年10回以上着た服

2022 今年10回以上着た服

昨年度末に掲載していた物を有料で再掲載します。

はじめに

円安だからという訳ではないが、海外ブランドの関心が日毎に減退し、ssenceやmatches等の海外ECのサイトを巡回することはほとんど無くなり、インスタでの情報収集が基本となった。そうなるとノイズが多いメゾンブランドの情報からは尚更遠ざかり、コアなショップやファンの着こなししか入り込まないようなマイナーなドメブラに関心の中心に移って行

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ヴェイランスを初めて買う人が最初にチョイスすべきモデルを「ガチ」で選ぶとこうなる。

ヴェイランスを初めて買う人が最初にチョイスすべきモデルを「ガチ」で選ぶとこうなる。

はじめにヴェイランス(veilance)を所有する者は、しばしばここを「高級なユニクロ」と自嘲的に言う(そう言う人はなぜかどこか嬉しそうな顔をしているはずだ)

実際ヴェイランスの、クリーンかつベーシック、それでいて男心をくすぐる機能性、男性が生活に必要とされるほぼ全てのシチュエーションに対応できる突出したラインナップの汎用性、そして何より、他人からはどう見てもユニクロにしか見えないところが、目立

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「テックウェア」という得体の知れない存在について

これまでの記事にて、さんざん「テックウェア 」について述べてきておいて何だが、「テックウェア 」というカテゴリーそのものに対する何とも言えない座りの悪さ、違和感が拭い難く存在していた。当noteでは「テックウェア」という分かるようでわからんカテゴリーの実像について自身の所見をまとめていく。以下の内容は拙稿「テックウェア導入マニュアル」を補完するものなので、気になった方はそちらも読んでいただけると幸

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テックウェア導入マニュアル

ツイッターでテックウェアに関するつぶやきをしたところ非常に反応が多くて驚いた。アウトドア系ファッションの流行も息が長く、テック系ファッションも次第に認知されつつあるのだろう。あとアクロニウムのデザイナーと何かと絡んでたコジプロの影響もあるんだろうか。

その一方で、コーディネートの要素と考えると、テックウェアは選ぶのに難儀する人も多い。アイテムそのものにアクが強く(ただしこれは誤解されている側面が

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