空も心も不安定な秋。それでも好きな秋。
- あ、秋だ。
外に出た瞬間、そう思った。
つい最近まで暑かったのに、外にいればもうしっかり体が冷えるくらい涼しい。
私は秋が好きだけど、秋といえば、なんとなくいろんな物事が不安定になる季節だとも思っていた。
自律神経の乱れとか、気候が安定しないとか
そういうこともあると思う。
なんとなく毎日落ち着かないし、自分の気持ちの揺れが、暑いのか寒いのかわからない秋の気候と重なって、それがまた私を不安にさせた。
それでも、
スッと肌がひんやりする空気も、
栗とお芋とかぼちゃのスイーツが並ぶコンビニも、暖色のチェック柄にときめく瞬間も、
ちゃんと好きで、
ちゃんと秋を味わおうとしてる私。
ちなみに、今年は読書の秋だった。
秋の空も、私の心も、
不安定さの海をゆらゆら漂いながら移りゆく。
そういう時期なんだと、一人で納得した。
いつか日本が「二季」の国になる前に、
この先も忘れないように、
秋の空気を思い切り吸い込んでおきたい。
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