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パキスタンの装飾品チュディヤン
「チュディヤン」として知られるバングルは、パキスタンを含む南アジアの女性が着用する伝統的なブレスレットです。素材にはガラス製、プラスチック製、ゴールド、金属製、木製があり、普段使いから特別な日まで様々な場面において、自分の衣装や好みに合わせて着用されています。
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チュディヤンは、パキスタンではお祝いの行事に欠かせないアイテムです。 結婚式、イード、パーティー、お祭りの際に着用されます。バングルがカチャカチャと鳴ると、メロディアスな音が響き、お祭りの雰囲気がさらに高まります。
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一部の地域では、花嫁は結婚式でチューラ(Choora)と呼ばれる、赤色とアイボリーの伝統的なバングルを着用することがあります。チューラは、豪華絢爛な象嵌細工を施した象牙で作られていますが、現在はプラスチック製も流通しています。
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チュディヤンのスタイルは、パキスタンの中でも地域によって異なります。 ガラス製、プラスチック製、ゴールド、金属製、木製など、デザインも素材も様々です。
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チュディヤンは何世紀にもわたって南アジア文化の一部であり、そのルーツは世界最古の文明のひとつであるインダス文明にまで遡ります。左腕に腕輪をはめた踊る少女の置物が、現在のパキスタンにあるモヘンジョダロ遺跡から発掘されています。貝殻、銅、青銅、金、瑪瑙、玉髄などで作られた腕輪が発掘されています。
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パキスタンのチュディヤンは単なるアクセサリーではありません。ファッション、文化、伝統、女性らしさの象徴であり、パキスタン女性の生活の不可欠な要素となっています。
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