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猫飼育に必要な年収

近年猫を筆頭としたペットブームが起こっている。これはコロナのせいで、人とのかかわりが薄くなり、在宅勤務が増えたことが原因である。中にはこの傾向を歓迎する人もいるが、その一方で孤独感やさみしさを感じてしまい、ペット飼育を始める人も多い。この傾向は特に独身ほど顕著であることが分かっている。しかし飼育するには物価の高騰がかなり頭の痛い問題になっている。岸田政権の失政の影響やロシアの影響もあり、物価高騰が続いており、現時点のドル円は134円だ。いままで100~110円をフラフラしていた時代は終わってしまった。そんななかでペット飼育をしていくにはどれくらいの年収が必要なのだろうか。

猫を飼うのに生涯かかる費用

猫は餌さえあたえればOKというわけにいかない。当たり前だが猫は生物であり、病気になることもあれば、トリミング費用がかかることもある。さらには予防接種なども必要になる。それを加味したうえでいくらかかるかというと猫の年間にかかる費用は、最低でも130000円。これに対して近年、猫は長寿化がすすんでおり、20歳を超えて生きていく猫が急増している。猫の寿命が15年と仮定したばあい、生涯にかかる費用は約200万円。もちろんこれは、重病などのイレギュラーな費用がかからないことが前提となっているため、実際は250万まで計算しておいた方がいいかもしれない。

初期費用

月々の生活費に加えて、初期費用がかかることも留意しておく必要がある。猫はワクチンの予防接種費用、去勢や避妊費用もかかる。ワクチンの予防接種費用は3000~5000円。猫の去勢手術の費用は10000~20000円。避妊手術は平均として15000~30000円。決して安くはないことがよくわかるだろう。もちろん、キャットタワーやキャリーバッグ、爪とぎグッズなどもそろえていかなければならない。

猫飼育に必要な年収

猫飼育に必要な年収は1人暮らしをしている場合、年収300万以上は必要とされている。自分の生活費とペットの飼育費用で少なくとも1ヶ月あたり20万円くらいかかると思ったほうがいい。手取り収入が20万円の場合、税引き前の年収はおよそ300万円くらいになる。これくらいあればとりあえず安心ではある。お金がない状態で猫を飼うと、必要な医療を受けさせることができず、短命で終わるケースは多い。最悪の場合は動物を捨てる者も出てきてしまう。無理をして飼わないように注意しなければならない。

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