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猫の医療費は意外と高い?

猫を飼育している家庭はとても多い。世帯によっては多頭飼いをしていたり、1頭しか飼っていないケースも多いだろう。しかしそんな猫は意外と医療費がかかることをご存じだろうか。猫は人間と同じで生物なので、必ず病気には罹ってしまう。当然ガンにもなるし、腎不全にもなる。つまり猫を飼育するということは、看病も飼い主には求められるし、医療費も発生するので、覚悟しておこう。そこで、猫の医療費はどれくらいかかるのだろうか。

猫の一生にかかる費用

一般的に猫が寿命15年と仮定すると、おそらく死ぬまでにかかる費用は250万から350万といわれている。もちろんこれは食費にどれだけかけているか、そして病弱である場合は医療費が高めになるため、上下する可能性がある。そしてこれからはAIMの登場により、猫の寿命が30年程度になるとも言われている。そうなると、上記の費用は倍以上になる可能性が高いということも覚えておこう。

医療費は一生で約120万円?

日本獣医師会の調査によると、猫の生涯平均治療費はおよそ120万円程度と言われている。しかしこれはあくまで平均値であり、猫の体質によってもかなり左右されるだろう。1ヵ月あたりの平均費用は6000円前後、1年あたりの費用は8万円程度かかるようだ。意外にお金がかかると思っている人も多いだろうが、これは人間と猫では保険の適用に差がある。猫の治療費や診療費には、「健康保険」や「国民健康保険」といった公的保険制度がない。猫を動物病院に連れて行く際は、治療費の全額を自己負担で支払う必要がある。

猫の疾患

猫の治療費は人間と同様で、高齢になればなるほど医療費がかかる傾向にある。猫が良くかかる病気は誤飲などによる消化器の異常。さらには高齢猫の3割以上が必ず疾患する腎臓病がとても割合としては大きい。猫の平均寿命が延伸化していることは上記でも挙げた通りで、寿命が伸びていくにつれて、がんや心疾患の問題を抱えるため、健康診断もしっかり行う必要が出てくる。人間同様、猫でも健康診断が可能で、一回につき五千円から3万円程度はかかる。

ペット保険

猫は人間とは違って公的保険は存在しない。そこでペット保険がポイントになるだろう。ペット保険に入れば、診療費の負担額を大幅に減らせる。さらにペット保険の加入の有無で、、治療の選択肢が増える。ペット保険に加入していないと、治療費のことを考えてしまい、医療費が高額なペットにとって身体の負担が少ない治療方法を選択しにくいケースもある。ペット保険に加入することで、金銭期な負担を大きく減らせる。


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