肥満犬における糞便微生物叢移植の科学的および臨床的評価:SLIM研究

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02723: 肥満犬における糞便微生物叢移植の科学的および臨床的評価:SLIM研究

https://www.akcchf.org/research/research-portfolio/2723.html

助成状況 オープン
助成金額 $113,129
Jenessa Winston, DVM, PhD; オハイオ州立大学
2020年6月1日~2023年12月31日
スポンサー:ポルトガル・ウォーター・ドッグ財団
対象犬種:全犬種
研究プログラム分野 犬の健康全般
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要旨
コンパニオンアニマルにおいて肥満は増加の一途をたどっている。肥満はエネルギー収支が長期的にプラスになることで過剰な脂肪蓄積を引き起こし、代謝、ホルモン、炎症反応の調節不全を促進する。最終的にこれらの変化は身体的障害、合併症、QOLの低下につながる。腸内細菌叢(腸内に棲息する微生物の集合体)が肥満の一因であり、この生態系を合理的に操作することで健康上の利益をもたらす可能性があることを示す証拠が増えつつある。本研究は、犬の肥満管理の補助療法としての糞便微生物叢移植(FMT)の有効性を科学的、臨床的に包括的に評価するものである。研究者らは、FMT(健康で痩せたドナー犬の糞便を肥満犬に移植すること)が、標準的な食事による肥満管理と比較して、肥満犬の体重減少を増幅させるという仮説を立てた。顧客所有の肥満犬を対象に、食事療法単独、食事療法+FMT、食事療法+プラセボの3群からなる無作為化プラセボ対照臨床試験を行い、体重減少に関するデータを提供するとともに、腸内細菌叢と代謝機能の特徴を明らかにする。この研究が成功すれば、体重減少を促進し、代謝状態を正常化し、QOLを改善することを目的とした犬の肥満管理のための現在の戦略を補強する微生物介入を提供することによって、肥満犬に利益をもたらすことになる。

発表論文
Moore, Rustin M., Vanessa Hale, Jenessa Winston, and Toni Hare. "動物と人間の健康と幸福を改善するためのマイクロバイオームの活用". American Journal of Veterinary Research 1, no. aop (August 5, 2023): 1–1. https://doi.org/10.2460/ajvr.23.07.0156.

関連助成金
01544-A: 除脂肪期および肥満期の老犬における動脈血ガス基準値
研究内容
サクセスストーリー
助成を受けた研究
参加募集
応募方法
研究の優先順位
助成金審査
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