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【The Having】温泉ごっこで気づく「在る」という幸せ
「The Having 富と幸運を引き寄せる力」
この本はご存知でしょうか。
大学院進学に伴い、ハローワークで給付金の申請をしました。
そのステップの中でキャリアコンサルタントの方との面談があったのですが、その方が勧めて下さった本。
手続きを進める最中も大学院進学を悩んでいた私はそれを正直に面談でもお伝え。それに対して彼女はこの本とともにこう反応。
"時間もある。学費も払うことが出来る。家族も応援してくれている。
これだけ「ある」のだから、その恵まれている事実に感謝して安心して進んで大丈夫。”
こういった「相談」や「面談」という行為において、確定的なアドバイスではなく、「どちらの選択肢をとっても安全ですよ」「相談者である私を尊重しますよ」というメッセージとともに、結論は委ねられた経験が多かった気がする。
今回もきっとそんな答えしか想定していなかった私にとって、
彼女が「進学するべき」という断定的なメッセージをくれたことが、すごく心地よかった。
そして帰り道、すぐにAmazonで注文して読んだこの本のメッセージは、
彼女のアドバイスと同じく
「Having =在る」ということに意識を集中させれば、富と幸運は引き寄せられる。
読後、日々これを意識するように努めるものの、
単純なようでいやぁ~難しい!
すぐに、ないもの探ししたり不満や愚痴をいいそうになるちっぽけな私。
そんなこんなで頭の片隅にHavingがあるようなないような日々を半年以上過ごす私でした。
楽しみにしていた温泉中止…!
話は戻って温泉中止。
そうです、先日春休みに親友と初めて子供達を連れてママ旅にチャレンジしようと計画していたのですが、旅行2日前に親友が発熱…!
子供達もまさに荷造りしようとしていたときの電話にしょんぼり&涙…
これまでの私だったら、悲しさと喪失感を感じていたのではと思います。
が、半年のゆるHaving生活がここで効いてきて、
温泉帰宅後の窓リフォームに向けた掃除をゆっくりできる…!
ピアノの発表会の練習する時間がとれる…!
プールに連れて行ってほしいと言っていた次女のお願い、ここで叶えられるかも…!
となんだか自然と「在る」に目を向けて心が平安。
とはいえ子供達の気持ちの中の喪失感は埋めてあげたい。
温泉の予定だった2日間は、おうちにいながら「温泉ごっこ」をすることにしました。
おうちで温泉ごっこ
とはなんぞや。
今回のメニューはこちらになります。
・昼間は、近所の屋内プールへ。
・プールについている大きなお風呂でゆったり。
・いつもは買わないアイス自販機も買ってあげる。
・夜ごはんは、母娘で普段行かないお店で外食。
・帰宅したらおうちのお風呂でバスボール。
・夜更かししてもおっけい
・翌朝は、ちょっと離れたカフェでモーニング。
1つ1つはいたって普通。
でも、全部をギュギュっとしたらなんだか楽しくて、終始笑い転げて過ごした2日間でした。そして気が付いたのです。
私は「温泉旅行」というイベントを作ることで、非日常を感じていたけれど
ロマンスカーに乗らなくても、旅館でなくても
そのワクワク感は、もう既に私のすぐ近くにあったんだ。
あったのに、「温泉旅行」というエクスキューズがないとなんだかそうしちゃいけない心理ブロックがあって、享受していなかっただけなんだ。
温泉旅行が中止になったことで、
今「在る」幸せに気づけた春休みでした。
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