(退職するのは不安編)サバティカル休暇を取るまで③

またまた長くなってしまいましたが、大事な転機だったのでしっかり振り返っておけたらと思います。これまではこちら↓

①(復職・葛藤編)サバティカル休暇って?
②(立ち止まるということ)サバティカル休暇って?

退職してFIREしたい!

オリラジあっちゃんのYoutube大学に感化され、お金に囚われない自由な働き方をしたいと意気込むものの、

『仕事』と『子育て』と『家事』がギュウギュウに詰まっていて、というか『家事』なんかはもうはみ出しているほどに「余白」のないワンオペワーママの私にとって、スキマ時間は本当になく、

「一歩踏み出したい。そのために調べたい。」

「でも今しかない子供達の成長を見逃したくない。」

大きな方針も得られないまま回し車を回し続けて時間だけが過ぎていきました。


母の気持ち

昔から学校から帰ると今日あった出来事を母に話して癒されていた私。
今回のことも最初に相談したのは母でした。

母は、女性は、結婚とともに退社するが当たり前の時代に子育てをし、
その後再就職するために子育ての傍ら資格勉強を頑張り、派遣社員を長く続けたのちにようやく正社員として働けるようになった人。

私が福利厚生も手厚い企業に就職できたことをとても喜んでくれ、

同時にそれを手放すことにはとても慎重な意見でした。

そんな母の気持ちは私にも痛いほど伝わるだけでなく、私自身も同じように今の会社を手放すことにすごく不安がありました。

「会社をやめて、安定収入がなくなって、今後の人生暮らしていけるのかな…」

「子供達もいずれ手がかからなくなるのだから、今だけ我慢すれば…」

「会社にだって沢山頑張っているママさんがいるのだから…」

残留と退職の間

そんなとき、
子供の年齢が近いことから話しかけて下さったママさんの先輩が
数年前 サバティカル休職(自己都合休職)を取得して復帰したことを教えてくれました。

サバティカル休暇とは、事由を問わずに取得できる休暇のこと。
その先輩は、(後から伺うと色々ご事情もあったのですが)シェフをする旦那様の欧州ワイン買い付け行脚に同行するというなんとも素敵な事由だったそうで(私の脱モヤモヤ休暇との差……!)

制度としては存在することは知っていたものの、
活用している人を知らず、選択肢にも入れていなかった私にとって目から鱗


今後の人生、少し立ち止まって考えたい。学びたい。

でも、会社を辞めることには不安がある。


そんな私にとって、残留と退職のちょうど間を提案してくれるような制度だったのでした。

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