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ベビーリングって、なに? 〜由来について〜

日本でも少しずつ浸透してきているベビーリング。
だけどそれが何かよくわからない…という方も多いはず。
赤ちゃんの幸せを願って贈るベビーリングの素敵な習慣について、
ちょっと詳しくお話しします。

まずはその由来から。
実は中世ヨーロッパの言い伝えから始まっているんです。

*由来には諸説あります

ヨーロッパの言い伝えが起源

ベビーリングの由来は、中世ヨーロッパの言い伝え
「銀のスプーンをくわえて生まれた子どもは幸せになれる」
が起源と言われています。

そこから赤ちゃんが生まれたときに
「食べ物に一生困らないように」
と願いを込めて銀のスプーンを贈るようになりました。

(銀のスプーンは当時とても高価なものだったので、これを贈られるということは食べ物に困らないくらい裕福であるという意味もあったようです。)

その銀のスプーンが時代を辿るとともにアレンジされ、銀の指輪を贈る習慣へを変化していきました。

イギリスでベビージュエリーが流行

イギリスではヴィクトリア朝時代(19世紀後半)に、指輪をはじめとするベビージュエリーが盛んに作られるようになりました。
職人によって繊細な彫刻が施された作品は家族の家宝にもなったそうです。

近年では日本にも浸透してきて、
赤ちゃんが健やかに成長しますように、
などの願いを込めてベビーリングを贈る方が増えてきています。

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