たぶん、タメにならない就職活動③

別の方法について。

オンライン、対面、多くのレクチャーが開催されています。オンラインレクチャーはここ2,3年で急激に増えました。

ただ、自身の経験からもオンラインだと聞きながらなにかしてしまっていることが多いです。ラジオ的に聞いたり、仕事をしながらちょこちょこ画面を見たり、移動中に聞いたり、なかなか没入して聞き入ることは難しいです。何かしながら聞ける気軽さは良いのですが、可能であれば対面で参加することが集中して参加するには良いです。

建築家のレクチャーはたくさん開催されているので、気になるレクチャーは対面で参加すべきです。参加費は無料のものから、有料のもまでありますがそんなに高くないです。学生だと半額や無料のことも多いです。仮に有料だとしても約2時間学びの場に参加できるので、お得です。

別の方法で書籍でも考えを知ることはできますが、何より良いなと感じるのは大半のレクチャーで質疑応答の時間が設けられていることです。この時間をうまく活用しない手はないです。書籍を買っても直接話すことはできないので、2000円程度で本を買うか、交通費+参加費2000円程度でレクチャーに参加するかだと、レクチャーのほうが体験としては価値が高いと感じます。

というのも、僕は大学が地方だったことから、たまにしか建築家のレクチャーはなく、もちろんそれらは参加しつつ、夜行バスに乗って気になったレクチャーはどこだろうと行っていました。

そして、この質疑応答はあまり積極的に手を挙げる方がいないです。特に一人目はなかなかハードルが高く感じられているのか手が挙がりにくい。そういう空気になると、よくあるのは、司会の方や関係者が仕方なく質問するパターンです。ですが、演者としても事務局側としてもたくさんの質問がでることはやはり喜ばしいものです。

一番目の質問はハードルが高いと書きましたが、僕は高くもあり低いとも感じています。まずほとんど誰も手をあげないので、当てられる確率が高い。そして、誰もまだ質問していないのが良く、鋭い質問の後だと質問がしにくくもなります。さらに聞こうしていたことを先に聞かれてしてまうこともあります。

その会の後は懇親会に参加できることもあります。前回で書いたことにも通じますが、そこで質疑をしていると覚えてもらっている可能性はかなり高いです。続きを話したりもできます。

話だけでなく、名刺を渡し少しポートフォリオを見てもらうこともすきがあればできます。やはり対面で会って、名前か作品か顔か質問内容か何か残せる良い機会です。



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