見出し画像

自己分析ってしないとだめですか?#苦しかったときの話をしようか#森岡毅

シューカツをはじめようと思ったとき、
最初の手順に必ずあるのが、「自己分析」だと思います。

自分のことを知って、
業界・会社研究をして、
合致するところで絞って行って。

わたしは、大学生のときにこの王道をやりませんでした。
自分のことは知っているし、
やりたいこともわかっている、
そう思っていたのだと思います。
自分のことは自分が一番よく知らない、
だから、自己分析はやったほうがいい。
そうわかったのは、ずっとあとになってからです。

なんで自己分析なんてやらなくちゃならないんだろう、
そう思う過去の自分に、この本を勧めたい。


自分を分析するのは、宝探しをすること

自分の特徴をどれだけの人が自分でわかっているか。
少なくともわたしはわかっていなかったと思います。
今もわかっているか、あやしい。

シューカツというその時点で、
それまで歩いてきた道は必ずあります。
突然そこに現れた人はいないわけです。
なんにもない人はいない。

その道の中で、
・何をしているときが楽しかったのか
・なんか、いつもこうだったな
みたいなことはありそうです。

それを知ることは、
特徴という「宝物」を探すこと。(自己分析)
その特徴が活きる環境を探すこと。(業界・企業分析)

活きないところに泳いで行ってしまったら、
苦しくて力が発揮できない、
だから自己分析が必要なんだ、と。

ゆうゆうと泳ぎやすいように、
自分の泳ぐ型を知る、
それが自己分析なのかもしれません。


キャリアに良いも悪いもない

「いいキャリアを歩むために・・・」みたいなことも
見聞きしますが、キャリア自体に良いも悪いもないと
わたしは思っています。

自分が歩いてきた道を振り返り、
どんな歩き方だと心地よくて、
険しい道を好む人もいれば、
心穏やかにゆっくり歩ける道を選ぶ人もいる。

道はそこで終わらず続くので、
方向転換するもよし、続く道を歩き続けるのもよし。

シューカツやキャリアのことって構えがちですが、
本当はそういうことなんだろうな、と思うのです。


言わずとしれた、キャリア本だが答えではない

ご自身の娘さんのために書いたものがもとになっているという、
苦しかったときの話をしようか」(森岡毅著)。

キャリア本としても有名ですが、
そこに森岡さん自身の、
歩いてきた道、
得意な歩き方、
これから歩きたい道、
そういうことが詰まっていると思いました。

キャリアに良いも悪いもない、
そして、キャリアに正しいも間違っているもない、
とするならば、
この本も「正解」ではなく、一つの「道」なのだと
思うのです。


シューカツ当時、
自己分析すらままならなかった自分には、
「いいからこの通りにやってみな」と言って渡したい。

迷ったら、このまま自己分析やってみるのも
いいかもしれません。

#森岡毅
#苦しかったときの話をしようか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?