アイドルを撮りたい~機材紹介(1)α7RⅢとXperia 1Ⅲ
Xperia1Ⅲを外部モニターにする
Xperia1Ⅱのandroid11から外部入力ができるようになり、普段使っているスマホが外部モニターとして使えるようになった。私はXperia1Ⅲが出たタイミングで購入した。
ローアングルやハイアングルで撮る時に背面モニターを使うがα7RⅢの背面モニターは可動範囲が狭く、特に横構図だと使えない。
ImagingEdgeアプリでWi-Fi接続すればカメラの画を見れるが反応が遅い&接続が不安定なのでイマイチ使えなかった。
構成
特に公式にアナウンスされているのを見つけられなかったが、α7RⅢはUVCに対応してない。UVCに対応しているカメラなら以下のごちゃごちゃした配線は必要ない。USB Type-Cケーブルで繋げるだけだ。
ということでHDMIの出力をUVCに変換する。
イメージとしてはこんな感じ
α7RⅢ
(microHDMI)
↓
(HDMI)
HDMIキャプチャ
(USB Type-A)
↓
(USB Type-C)
Xperea 1Ⅲ
規格多すぎだし、同じ規格でもコネクタの形違うのなんとかならないものだろうか。HDMIに至ってはMicro HDMIとMini HDMIがあって紛らわしい。
それと重要なのはHDMIキャプチャがUVCに対応していること。
具体的な機材は以下の通り。
Twozoh左向きMicro HDMI-HDMIスプリング(最大1.5m)
NIMASO USB C変換アダプタ(Type-Aメス→Type-Cオス)
α7RⅢのHDMI出力とXperia1ⅢのUSBポートを繋ぎ、
外部モニターアプリを起動。
ただこのままだと不安定で外部モニターアプリが頻繁に落ちるので、設定を変える。
720pにしないとアプリが頻繁に落ちるが、このあたりはいつか改善されるのだろうか?
結論:Xperia PROシリーズを買おう
今でこそ安定して使えるがandroid11の頃はすぐに固まり、使い物にならなかった。android12にアップデートしてやっと720pで使えるようになった。それでもHDMIキャプチャを何度か買い替えたり、MicroHDMI-HDMI変換コードも丈夫なものに替えた。こんなに色々と苦労するぐらいだったらHDMI入力があるXperia PRO1を買えば良かった。
固定
RⅢのストロボシューは色々と使うので、ケージとアームでXperiaを固定することにした。
ケージはSmallRigのLブラケットキットを使用。なるべく小さいものを選択。左側面がスライドで調整できるのが便利。
アームは2軸しか動かないので可動域は狭い。そのうち買い替えたい。
作例
アイドル現場でどう使う?
外部モニターはアイドル現場ではほぼ使わない。ローアングルはトラブルの元だ。李下に冠を正さず。
唯一使っているのがラジオの公開収録。
ラジオではアイドルは基本座り、観覧客は立ちなので普通にファインダーを覗いてカメラを構えると伏せ目なアングルになってしまう。ちょっと客観的な写真になる。
カメラ位置を目高まで降ろしたいので、ファインダーを覗かず外部モニターでフレームを切る。私の身長だとお腹あたりまでカメラを下ろすと目の高さになる。
目の高さを揃える事でより身近に感じられる写真になったと思う。
続く
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