見出し画像

惰性

慣れきったものごとの使い方が、段々とだらしなく適当になっていく。今や私はiPhoneの予測変換頼りで文章を書くので正しく、精錬に、言葉を書けていない。
iPhoneの予測変換が優秀すぎる。私のフリックミスを完璧に学習している。こちとら人生を30年学習してしているのに未だに分からないし間違えるのに。

長いものに巻かれるのを何故か嫌がって下手に孤立したり逆に執着しすぎて様々な人間関係を破綻させてきたのに、今やそれは発達障害のせいだったと理由と名前がつく時代になりました。
この時代があと10年早ければ、私はあんなに苦しまなかったかもしれないし、適切な治療を受けられたかもしれない。

上手く人間活動ができないコンプレックスの原因と名前がつかない現象、それを補うために私は本を読んでブログを書いていました。

30歳を迎える直前に、かなりショッキングなことがあって、うつ病になって親に理解されないことや、吃音でいじめられたこと、父や祖父母が亡くなったこと等散々ショッキングな体験はしてきたからこれ以上凹むことも傷つくこともないだろうと高を括っていたのに、まだショッキングなとこってあるんだ!って驚いた。
多分きっと、まだこれから生きていくなら驚いて傷つくことショックを受けることがあるのだと思うと少しゲンナリする。

ゲンナリはしたが、これを機に色々諦めて手放していったら今までより人生が好転してきてしまった。なんなんだろうか。好転した喜びより手放したものへよ怒りや悲しみが強い。うまくできなかったけど、本当に大切だったし頑張りたかったことだったから。つらいね。でもこの幸せをもう少し、何も考えずに傍受していたい。いつか終わるもので、手放さないといけない時が来るかもしれないから。

不安やネガティブな想像は誰にも話さずに、ひっそりと何処かの奥底にしまっておくのがいい。弱味をみせたら誰かに何をされるか分からない。理解できない人は理解しないで良いよ。私の中のことだから、気にしないで。

最近はなんだかつまらなくて。そういえば何にも文章を書いてないなって思い出した。
ゲームも好きだけど私はそこまで相性が良くないみたいだ。与えられたコンテツンに満足しきれない。

ほら、お前はみんなの遊びがつまらなかったから創作して遊んでるんだろう?って、いつか私を助けてくれた物語の神様が呆れながら私に言うのでした。

私の好きは君の嫌いで、映画をずっと観ていたら君は退屈だって言って外に出ていっちゃうんだ。

この記事が参加している募集

ほろ酔い文学

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?