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自分を大事にするためのギフト

体と本能にまかせておけば、さほど間違えることはないというようなことです。ひとたびそこを見失うと、問題は迷路に入ってしまい、大ごとにならないと気づかなくなってしまうのです。

体は全部知っている(あとがき)

この部分を読んでハッとさせられた

あの突然の妊娠は

自分を大事にするためのギフト

だったんだって

お酒とセックス、夜の世界

どんどん自分じゃない方向に溺れかけていたあの時期

気づかせてくれたんだと思う

ある師匠も

「本当の自分を生きないとガツンとやられるんだよね」

と話していた

それが、私にとって妊娠であり

本当の自分へ戻るための道標になってくれた

一見、苦境やよくないことであっても

気づきのために必要だった

人生を軌道修正するために必要だった

これくらい大きなことじゃないと気づかないだろうコイツは

って判断されたのかもしれない


妊娠したら、自分の身体を大事にせざるを得ない

自分の体や内面と向き合わされ

生活も見直さないといけなくなる

一人の時以上に、いろんなことを真剣に考えないといけなくなる

そういう怠っていた部分に必然的に対峙させられた

お腹の中でも生まれてからも

赤ちゃんを、自分の娘を大事に育てること

それが 自分の必要性や自己肯定感に繋がった

自分を大事にすること

=娘を大事にすること
=娘のためでもあり親の使命でもあり

やらざるを得ないことだった


私を親にすることで

自分を大切にしろ

っていう簡単なようでバランスの難しいことから

逃げられないようにしてくれた気がする

軸を正しく戻してくれた気がする


そう考えると

娘は救世主であり

妊娠は幸せな人生、本当の自分を生きるために必要なeventだった


これぐらい大ごとじゃないと私にはダメだった

一旦、ゼロに中心に還るために

強いメッセージ、チャンスをガツンとくれたんだと思う


出来事で見たら最悪な状況、ピンチだった突然の妊娠でも

大きく人生で見たら、むしろ救われたというか

人生をプラスに運んでくれる分岐点になったと言えるし

実際に人生は上向いた(ている最中)

見える世界、出逢う人もガラッと変わった

渦中にいる時はグチャグチャで底の底まで落ちたかもしれないけど

それは大きく浮上するための過程だった


大きな失敗に見えてもそれは大きな学びへと化すし

一見不幸に見える出来事は幸福に気づくチャンスになる

憎しみも怒りも恨みも子育てしている間に溶けた

相手を許す、あの出来事を許す、あの日の自分を許す?

許すものなんてない 

これでよかったから

必然だったから

過去を悔いるのもいいけど

全て受け容れて感謝してみる

(←苦手だったこと でもやってみて楽になった)

このほうが

自分にやさしいし心地いいのかもしれない


”自分を大事にするためのギフト”

これが妊娠ではなく 

病気や事故の可能性だってあった(し、これからもある)

不運や不幸と呼ばれるものを全肯定するのには抵抗がある

こわくもある

綺麗事にも都合よくも思える

でも

もし肯定できたら強いのかもと

何より自分が少しでも、楽になれる方法に思う

どん底のどん底を味わったことがないくせに(←客観的に見て)
言い切ってしまうのは恐れ多いし
それの度合いにもよるし
理不尽なら尚更
肯定しなくていい場合もあると思う

この先どんな苦境が訪れるか、乗り越えなければならない壁が現れるか

あんまり想像したくないけど

自分の捉え方さえ、器さえ鍛えておけば

何が起こっても

そんなにこわいことはない

大丈夫かもしれない

それに「体と本能にまかせておけば、さほど間違えることはない」

本当の自分に生きていれば、そこまでの不幸は起きないはず

全てのことは周波数で引き寄せられているから

いや、わからないか

実際ぶち当たった直後はそんな冷静でも平気でもいられないだろうし

でも

少しずつ、時間をかけて

どんな出来事も(悪い出来事は特に)

気づきを与えてくれたギフト

あるいは

「今の自分、間違ってるよ?」てサイン

だと思えるように

そこから大いに気づきを受け入れて

マイナスをプラスに向かうための上昇するための糧にして

そんな感じの向き合い方で人生と闘っていきたい
















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