偉人
【「300」エッセイ達成!】
とは言っても、うち175は過去ツイートのまとめなので実質125本目なんだけど
「なんか区切りにふさわしいエッセイは無いかな?」とストック探したら良いのが出てきたので今日は偉人の話
同じ夜空を見ていても視力の良いアフリカ人は僕より綺麗な夜空を見ている
同様に「心の視力」というものがあって
小学生が見る大河ドラマと歴史を知っている人が見る大河ドラマでは見え方が違う
フランス料理の味を知っている人はカップラーメンばかり食べてる人を笑うだろう
世の中はこういう「心の視力」がある人にしか見えないものがたくさんある
厄介なことは心の視力が疎くても、世界が人より見えないだけで何にも困らない
でも人生を豊かに生きるためには心の視力を鍛えなければいけないし、何より人としての深みが違うしカッコいいじゃないか
僕は目がめちゃくちゃ悪い(視力0.02)けど
裸眼で見てたボヤけた世界が、高校の時に買ったメガネをかけた瞬間に色々なとこまでクッキリ見えて本当に感動した
そんな「心にかけるためのメガネ」は偉大なる先人たちが僕らのためにたくさん残してくれている
一度しかない人生、これを利用しなくてどうするのだ
芸術では
ゴッホ、ピカソ、ダリ、カンディンスキー、マグリット、エッシャー、フォンタナ、デュシャン、ナム・ジュン・パイク、岡本太郎、土門拳、雪舟、狩野永徳、コルビジェ、、、、、
芸能では
千利休、尾形光琳、シェイクスピア、アルトー、武満徹、アドルノ、世阿弥、勅使河原宏、勅使河原蒼風、寺山修司、笠智衆、、、、、
哲学では
ハイデッガー、プラトン、ニーチェ、キルケゴール、フッサール、サルトル、ハイデッガー、ベルグソン、カント、メルロ=ポンティ、龍樹、道元、鈴木大拙、西田幾多郎、新渡戸稲造、松原泰造、、、、、
文学では
ドストエフスキー、トルストイ、オスカーワイルド、マラルメ、バタイユ、ブランショ、松尾芭蕉、藤原定家 西行、宗祇、大江健三郎、泉鏡花、安部公房、小林多喜二、谷川俊太郎、、、、、
映画では
タルコフスキー、キューブリック、ゴダール、ロメール、ジャームッシュ、ヴェンダース、黒澤明、小津安二郎、、、、、
科学では
アリストテレス、アインシュタイン、デカルト、ゲーデル、ユークリッド、ライプニッツ、ラカン、フロイト、チューリング、、、、、
思いつく限り挙げたが、
みんなカップラーメンしか知らなかった僕にフランス料理の美味しさを教えてくれた偉人たちだ
偉人と呼ばれる人は人生を賭けて「心のメガネ(思想)」を確立させてくれた
人生の何十年も掛けて偉人が確立させた思想を僕たちは本を読むだけで吸収できる
人が何十年も掛けて獲得した知識を3時間ほどで取り込めるんだから、それはつまり僕らの貴重な人生の時間が延びるということ
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