【読んだ本】ワタナベアニ著「ロバートツルッパゲとの対話」
突然ですが、私はデビッド・フィンチャー監督作品の映画「ファイトクラブ」が好きです。
バイオレンスでスタイリッシュでグランジ感ある世界観とか、かなり脳裏に焼きつきました。
主演の2人、ブラッドピットとエドワードノートンがかっこ良すぎて、痺れるんだな。
そして、印象的なシーンに切り込んでくる
Pixies「Where is my mind」という曲。
映像とタイミングと、すべてにマッチしていて、いやほんとセンス抜群!
冒頭から、本の話?映画の話?
今回読んだ本はこちら
ワタナベアニ著
「ロバートツルッパゲとの対話」
https://www.amazon.co.jp/dp/4908586071/ref=cm_sw_r_cp_api_i_PX40EbW92HRF7
もはや、タイトルとジャケで気になりポチった単行本です。
映画も本も読んだことのない方にとっては、この文章自体、意味不明ですね。
どちらかを見たことがある人は、ピンとくるのではないかと思います。
なので、ネタバレはしないようにニュアンスだけnoteに記そうかなと思いました。
つまり、
嘘のような本当の話が、本当になる面白さ。
エドワードノートンとブラッドピット。
これで伝わるのかな?
ポップでカジュアルに読むことをお勧めしたい本とだけ言っておきます。
ワタナベアニという方は最初、ラッパーの方なのかなと勘違いしていました。
失礼しました🙇🏻♀️
写真家、アートディレクターをやられている方でした。
予備知識ゼロで、このジャケットとタイトルで買ってしまったけれど、なかなか面白かったな。
新卒や大学生が読むと新鮮かもしれない。
90年代下北のビレバン感が否めないので、30代の大人にどこまで響くか?
読む人を選ぶ本だろう。
でも、私の本棚にはこのツルッパゲさんと、友人からプレゼントされた高田純二の適当男の本が並んでいるのでお察しして下さい。
(その友人のセンスはずば抜けてるな)
面白おかしく生きるための15の条件!とか、最近増えすぎてるタイトル系のいわゆる啓発本でもなんでもなくて。
学びや気づきなんてものより、独創性や想像力とか頭柔らかくしようと思える。
言葉のチョイスやテンポやノリが気持ち良くて、気づいたらページをめくる手が止まらない。
この人のセンスで見た世界が描かれていて、それに共感できるともっと楽しくなる本です。