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クリエイタークリエイター宣言

2019年の後半くらいから、自分の職業を「クリエイタークリエイター」というようにしています。2020年はこの流れを加速させようと画策中。

クリエイターから「クリエイタークリエイター」へ

九州芸工大の大学院を卒業してすぐの2005年に、自分のメディアアート作品を元にしくみデザインを起業、そのままクリエイターとして活動し、15年が経ちました。設立以来、1,500個近くの作品を10人前後のメンバーで世に送り出してきました。

ずっとクリエイターをやってきて、気づいたことが2つあります。

1つ目は、結局創る側が一番楽しい、ということ。
2つ目は、僕らが創り出す作品の数には限界がある、ということ。

15年かけて、1500個。1年で、たった100個。
「みんなが笑顔になるしくみ」をつくるために設立した会社ですが、全然足りてない。世の中は、まだ笑顔よりもしかめっ面の方が多い気がします。

もし、1500個の作品じゃなくて1500人のクリエイターを生みだしていて、それぞれが100個作品をつくっていたら、今頃は150,000個の世の中を楽しくするしくみが生まれていたのではないか。

ということは、自分たちがクリエイターでいるよりも、クリエイターが次々と生まれるしくみを創り出した方が、より早くビジョンが実現するはず。しかも、その「創り出すこと」そのものが、一番のエンターテインメントなのです。

それなのにどうして、みんな創る人にならないのでしょう?

あ、ここに突破するべき壁があるんだな、と気づきました。

多くの人は、創る楽しさに気づく前に創るのをやめてしまっただけ。
なぜなら、楽しくなるまでが大変だからです。

世の中には、創ることが楽しくなるツールがない
みんな、できるようになるまでの「苦労や努力」を求めすぎているかのようです。それはきっと、先人が苦労してきたから。

テクノロジーの得意なのは、「壁は高いまま残して」「敷居を下げる」ことです。(イメージ図をつくりました)

190718_講演資料

190718_講演資料2

だけど、それを活かした、最高のツールがまだ世の中にない!
僕が次にやるべきことは、クリエイターにしかできない「創ることが楽しくなる」プラットフォームを創り出すこと

つまり、世界中の人たちがクリエイターになれちゃう、そんなツールをつくって、クリエイターをクリエイトするクリエイターになること。

そこで、思いつきをできるだけそのまま形にできるような、そんなしくみを創ることにしました。もちろん、なんでもできるツールなんてあり得ないので、まずは僕らが得意で楽しいと思える、デジタルを活かしたインタラクションのある作品がつくれるようするところからスタートします。

それが、創造的ビジュアルプログラミングプラットフォーム「Springin'(スプリンギン)」です。


クリエイターから、クリエイタークリエイターへ

2020年、僕、およびしくみデザインは、本気で舵を切ります。
プロダクトはリリースでき、ここんところ評判も急上昇中。ここまできたら、世界規模でスケールさせたり、ユーザーコミュニティを充実させたりと、やりたいことがどんどん出てきました。もちろん、きちんとマネタイズもします。

そのためには、一緒に船に乗ってくれる人を増やしていく必要があります。
これまでの15年間とは、やり方もスピード感も変えなければいけません。
15年目にしてようやく、スタートアップとして動き出すことにしました。

想いを実現させるために。
新しい仲間を見つけるために。

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しくみデザイン代表、芸術工学博士。体の動きで演奏するAR楽器アプリ「KAGURA」や直感型ビジュアルプログラミングツール「Springin'」などイノベーティブなプロダクトで世界中から数々のアワードを受賞している。