ドラマーは持ち込みが多い方がセットが速い?
こんにちは、ドラマーのナカジマユウです🥁。
今回は一見矛盾しているようなタイトルをつけてみました。
写真は渋谷サイクロンでの1コマ、それでは🏃♂️。
----------------キリトリ線----------------
現在の持ち込み機材
持ち込み機材はざっとこんな感じ。
同期があるだけで荷物はモリッと増えますね。笑
個人的に他の人と違うポイントは自前のスローンを持ち込んでいるところかと。
他の機材は実際どのバンドもあんまり変わらないと思います。
スローンが持ち込めるのは車があるから。
やはり大正義、機材車🚗。
なぜ持ち込む必要があるのか
実際、何のこだわりもなければ箱にあるドラムセットでスティックだけ持参すればライブを完遂することは可能です(演奏するジャンルにもよるが)。
シンバルスタンドがなくても大抵どの箱でもレンタルできますし、もはやスローンなんて確実にどの箱にもあるからわざわざ持ち込むこと自体珍しがられることもあります。
ではなぜ持ち込むのでしょう。
①転換の効率化のため。
さぁやってきました。タイトル回収です🕺。
もちろん持ち込む機材は少ない方が転換に必要な時間も少なく済みます。
量が増えればセットにも時間がかかるし、ステージと楽屋の往復も増えます。
ここでまず僕はセッティングの時間を短縮するにはどうすればいいかと考えました。
僕の答えは「楽屋でセットして持っていくだけにすればよくね?」。
僕が細かいだけだと思うんですが、セッティングで1番時間がかかる要素はシンバルなどの高さと角度調整。
自分の中の最適なポジションからズレると気になってしょうがないんですよね。笑
更にセットしたスネアやスローンの上に同期系などの細々したものを載せてみたら、あら不思議。
手で運びづらかったシールド類が一気に楽にまとめて運べるではありませんか。
しかも持ち運んだスネアとスローンの調整は終わってる。
機材が多くて転換10分だと瞬殺で溶けますからね…。
このちょっとした短縮も本当に大事。
自分でスタンド類まで持ち込んだ方が結果としてセッティングの効率化に繋がるというわけです。
②演奏時のストレスを無くすため。
全てのライブハウスやスタジオに当てはまるわけではないですが、ドラム機材が蔑ろにされている店舗が存在していることも事実。
叩いた衝撃でそっぽ向くシンバルスタンド、演奏中開かなくなるハイハット、ガタガタのスローンetc…
----------------キリトリ線----------------
結局はいかに効率よく転換ができるか
今年に入ってから本番演奏中以外で1番エネルギー使っているのは転換の時と言っても過言ではないです。
今回の内容「楽屋でセットして持っていくだけにすればよくね?」は、あくまで僕の機材での1番効率の良いやり方。
既に持ち込みの量が多いにも関わらず更にアイテムを追加する矛盾した行為が新たな発見に繋がりました。
持ち込みが多いバンドマン(主にドラマー)の思考の手助けになったら幸いです😼。
今回も読んで頂きありがとうございました!
それではまた👋。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?