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スロージョグを役立てる

ゆっくり楽しく走ること。「スロー」の基準をタイムで表そうとすると難しいんですよね。あくまで感覚的な言葉。そしてこの感覚的な言葉だからこそ個別性に耐えられるんですよね。

自分が学生時代はこのスローは時に5'/kmペースを切っていたかもしれません。時には6'/kmの時もあったでしょう。疲労の具合や調子によって決まっていたと思います。

中長期的には5'/km切をずっと続けていたからこそ慢性疲労状態に陥ったのかもしれませんが、ペースよりも距離の踏み方、あと一歩を常に超えるようにすることでスタミナを付けようとしたこと、酷使しすぎたことも要因だと思います。

それでも大きな故障は少なかったのだからもう少し疲労に目を向け、脚への負担を考慮したクロストレを行っていれば大学3年4年、それ以降ともっと良い結果を残せたかもしれません。

未練はないですが、帰れるならあの頃に戻ってもう一度やってみたい気持ちはあります。

スロージョグのもう1つの良さは雑談を楽しめることと、じっくり汗を出していけるところ。身体の奥底から絞り出すように汗を出すのも時には良いものですが、日頃のさらっと汗をかく感じは心地よい気持ちにさせてくれます。

今の自分ならスロージョグはもしかしたら7'/kmくらいが妥当なのかもしれません。どうしてもつい速くなりがちで、長続きしません。パフォーマンス向上よりも健康重視でいくならそれくらいがちょうど良いのかもと思う次第です。

その辺も自分でペースを掴んでいこうとしないと解らないんですよね。

そしてスロージョグは余裕がある分、持続可能度が大きく上がりますし、色んなことを意識しながら取り組めます。スピードを上げた時に意識すべきことはその時にしか出来ませんが、スローだからこそ出来ることがあります。

特に連動性を図る上では重要なトレーニングでもありますね。


こちらに多くの「ランニング」に関わることを記しています。原則こちらのnoteにおいて既出しているものですが、解りやすくまとめておきました。

ぜひご覧頂き、参考にして頂ければ幸いです。


KRCでもこのテーマを扱っています。


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神屋伸行/加古川優考塾/走遊Lab代表
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