連続した「自分」という幻想?
生物学的には?養老孟司さんだったかちょっと忘れましたが、自分というものは何なのか?という問いがありました。確か主旨としては「人間の身体の細胞は3か月かそこいらで全て生まれ変わる。入れ替わる」というお話。
新陳代謝、アポトーシスによってどんどん入れ替わるんですよね。
なので、物理的:身体的に見ると3か月前の「自分」は「自分」とは違う物質だ!ということになるようで。
もちろん全部入れ替わると言っても、徐々に変わっていきます。恐らくDNAやなんやらで緩やかに受け継がれ、現在の身体に新規のものが馴染みながら廃棄と再生を行っているのでしょう。
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ただその中でも「意識」というのは途切れることはありません。
ここに深く踏み込んでいくと脳科学になるのか、心理学か、生物学か、物理学か、哲学、宗教学の領域なのかは解りません。全部学んだ方が良いとも言えます。
想像するに子どもから大人に、そしてシニアになっていくに連れ、この「生まれ変わり」などを通して外見上は徐々に変化していきます。しかし、その根幹を繋ぎ止めるDNAだか何だかは連続した意識を保つ。
とすれば、意識や精神というのは小さい頃から「自分が自分である」状態を繋ぐ基盤のようなものなんですね。これがないと連続性は保てない。
だから知恵や経験を通して少しずつ意識や精神性も変容はするけど、その連続性を保つために「変わらない芯」のようなものも強固にあるのではないか?と。
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案外子供の頃に想像した「大人」というのは「大人になってから」違ったりしますよね?意外と子供の頃からあんまり変わっていないんじゃないか?という疑問を持ったりもします。
外見だけで中身はあんまり変わらない。
それを理性や社会的立場や「常識」などで糊塗し、「建前と本音」を使い分けていたりするだけだったり。
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みなさんは如何ですか?
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