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囲碁とランニングの共通項:ゴールイメージ

完全主観、神屋の目線で記しますこのシリーズ。囲碁とランニングの共通項を探っていきます。

囲碁って0状態から始めます。まっさらな、何も置いていない盤面を見つめて黒が第一手を打ちます。そこから全てが始まる。

ランニング、マラソンもスタートラインに付いている間はまだ始まっていないですよね。号砲と共に始まる。

そのスタート前、打ち始める前に「ゴールイメージ」を多少なりとも思い描いて臨むと思うんですよ。

「今日はこんなレースをしよう」
「今日はこんな戦法でいこうか」

始まってみれば相手が居たり、生物でもあるレースの流れ、対局の流れによって思い通りには行かなかったりします。

特に囲碁は1対1である為、お互いがお互いのゴールイメージに引き寄せるべく戦っている感じでもあります。少しでも自分の得意とする土俵に相手を引きずりこみたい。

でもそれってランニングも同じですよね。

ランニング、マラソンは己との戦いとは言いますが、順位争いを繰り広げる時はそうはいきません。

最初に神屋目線を強調したのはそこですが、トップを目指す場合、唯一の立ち位置を複数が目指すので感覚的には1対1のように駆け引きが自分対集団で行われている感覚でした。

もちろん単独走でも自分との戦いでも自分対自分の構造で理想とする自分と勝負するので1対1の構造がそこに存在しますよね。

全然思い通りに行かないのもいつものことだし、楽勝過ぎたとすればそれはゴールイメージが低すぎたり、相手とのミスマッチがあったのだと思います。もちろん快勝は気持ち良いですが。


ゲームやesportsでもスタート前にどう戦うか、実際にどんな勝ち方をするかを考え、始まったら状況に応じて勝ち方を修正していくように感じます。スプラトゥーンとか味方の動き次第で戦いかたを変えないと勝てませんよね。

勝負の、勝利への引き出しが多くないと勝てない。勝利の方程式はあるでしょうけど、自分の得意なパターンはあるにせよ、それは圧倒する力がないと持ち込めません。拮抗している場面で唯一の勝ちパターンで戦おうとしてもなかなか勝つ確率は上がらないでしょう。

この辺の考え方も囲碁から学び、陸上や色々な場面で磨き、幅を身に付け更新してきました。

若いうちに1つのことをまず徹底的に打ち込み、そこから幅を広げていく。そういう考えが有効だと思うのも唯一の方法では勝てないと感じ、幅を身につけるべく取り組むようにする為でもあるように思います。

そのスポーツに特化した選手がセカンドキャリアに悩むのは唯一の解では戦えないことを身に染みて感じる経験が足りないか、感じた時にどうするべきかを探す時間やそれをサポートする第3者が居ないのかもしれません。

自己責任もありますが、やはり仕組みを持ち、サポートするのも大事でしょう。本人の自覚さえ芽生えていれば適切なサポートによりぐんぐん伸びると思います。そのタイミングだけで即戦力かどうかで判断し切り捨てるのは寂しいですね。自分も力を付けていきたいですが、そういった方の力にもなりたい。育成環境を創りたい。

こうやって考えるのもゴールイメージ。このnoteもゴールイメージと実際に書いてみて辿ってきた道や結果成ったかたちは違うかもしれないけど、そろそろゴールに近付いてきました。


書けば書くほど、それって何?とか、こういう表現があるよね、とか新たな「必要」「ネタ」も出てきますね。やればやるほど掘り起こせる、厚みが増すのも楽しみが出てくるのも囲碁もランニングもnoteも同じ。

共通項を探っていくことで全てが繋がっていくような感じはしますし、色々なことに取り組むこと、幅を広げることで共通項も増え、1つ1つの奥深さ、頂の高さも増していくと思います。

KRCを通じて実現すべく色々動いていきます。


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