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腹筋:ランニング感覚

痩身、ダイエット目的でばりばり腹筋を鍛えても、あまり効果が出ないし、腹筋が浮いてくることもなくがっかり。このような話はもうあまりないですよね?

大分定着してきたとは思うのですが、基本的に「痩身」には全身運動が必要です。少なくとも腹筋のような小さな筋肉をひたすら刺激したところで消耗するエネルギーは限られています。身体を絞ろう、部分痩せしようと思うならなおさら全身のエネルギー消費を考えましょう。

では、腹筋をがんがんやることに意味はないかと問われると。

あると思います。少なくとも腹筋が上体を支えるので、当該部位、またその周辺を鍛えることで多くのトレーニングの土台となります。また、走るときもスムーズに脚が動いていく感覚が得られることも多いです。

腹直筋だけ、そのものを鍛えていたらそうはいかないと思いますが、「腹筋何種盛り」のようなトレーニングをしていると、確かに周辺部位も鍛えられ、上体も安定し、強い力を引き出せるようになるし、速く走れたりもします。

また、腹筋系は室内でも取り組みやすいんですよね。器具も要らないし、独りで黙々、淡々とやりやすい。それでいてそこそこ運動した充実感も得られるという。

「ながら」トレーニングもしやすいですよね。私のエピソードに「部屋を訪れるといつも腹筋しているイメージ」と、現役時代を指して言う後輩たちも居ましたが(笑)読書や音楽、映画を見ながらでも出来るのが嬉しいところ。

腹筋を強くするとスムーズに脚が前に出る感覚もそうですが、上りに強くなる感じもありました。おかげで箱根駅伝を1年時は5区に起用されています。

腹筋をすると筋肉がついて重くなる。これは無いと思いますが、そう仰る選手や指導者も居られます。感覚的にそうなんでしょうし、実際に実績・成果を挙げられているので、なんとも言えません。

エビデンスにしてもどうか?

ある程度は自分の感覚を信じて、どちらが自分にあっているかを選択しながら取り組んでみては如何でしょうか?

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