続・流れ

徒然なるままに書こうと思いましたが、この「徒然」も「流れ」を表しています。思い浮かぶ限り。その「思考の流れ」。

前回はレースなどの「本番中」の流れを扱いました。「勝負運」を引き寄せる。そして今回はトレーニングの流れ、年間計画などの流れを扱います。

練習時にも「行動の流れ」を途絶えさせないよう仕組みづくりをします。これは強豪校ほど顕著です。年間計画に関しても故障や体調不良を極端に嫌がるのもこの「流れ」が途絶えたり、変更することを嫌がるわけですね。

創り出した「流れ」が変わる。これも前回同様コントロールしたい、主導権を握りたいと考えているから。新しい流れに身を任せるのも良いではないか?と言えますが、どこに辿り着くか解らない。

ですので強豪校、伝統校ほどどうしても「流れ」を確定し、ある地点に高確率で辿り着くことを目論みます。集団でそこに辿り着くからこそ「強豪/伝統校」たる所以と言えます。

その賛否はさておき。この原理で日頃のトレーニング、行動、生活さえもある程度レールを敷いて、一定の流れを確定することで高確率での目標達成を担保します。

ですので、ある程度のレベルに行く為には先ずはこういった仕組みを利用してレベルを一定数上げておく、土台を早いうちに効率よく築き上げておくと良いと考えられます。

ただそれ以上を目指すときにはこの「流れ」から外れ、自分から流れを創り出したり、流れる場所そのものを創り出したりすることが必要になります。

ここでも再び「主体性」がキーワードとして出てきました。あとは「決断力」。ここまでは一緒にやるけど、ここからは別。

そのような感じで今自分がどういった流れに乗っていて、どこで切り離すべきか?を常日頃考えておく必要があります。

ただ「流され」るのではなく、自分で「流れに乗る」ことが大事。

勉強でも仕事でも大体において同じ考え方で良いと思います。もちろん、最初からずっと自前の「流れ」でやっていくのも良いですが、それには相応のコントロール技術が必要です。

それでも行けちゃう人は独学独習で良いでしょう。ですが誰しもがそう出来る訳ではなく、だから強豪に来るような人は天才ではなく、秀才型のようなタイプが多いです。

仕組みによって成長していく。

それそのものが悪いのではなく、どうやって伸びているかをきちっと把握できていない、無理解状態のまま進んでしまうことが問題なんですよね。

本日の「流れ」は如何だったでしょうか?参考になれば幸いです。

護岸工事も生態系や自然破壊など賛否両論あります。ただ自然に任せコントロールしないと人が生活することが出来ない場所も多く、川筋を確定することが必要になります。

いつ、なんどき、どのように荒れ狂うか、川筋が変わるか解らないところには住みにくいですよね。

「流れ」をコントロールしたり、その意味を理解しておくことが大事だろうと思います。その上で何を優先し、必要/不要の議論が成立すると考えます。




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