見出し画像

少し疲労を作ってスピード練習:60代後半男性パーソナルレッスン

いつも状態を良好にして臨むのも大切ですが、ある程度の力を付けてくるといわゆるセット練なども有効となっていきます。

箱根駅伝やマラソンなどでも聞き馴染みのある「セット練」の目的は意図的に疲労した状態を作り出して課題に挑む為に設定されます。

特徴的なものとしては疲労状態(コンディションが悪いという意味ではありません)を作り出す=レース後半の状態を想定してのことです。

前半からシビアなレース運びをすると、後半はどうしても厳しい状態に陥りますよね。練習段階でもしっかり後半まで保って挑み続けられれば良いですが、多くの選手はそれは難しく感じます。

マラソンは特にそうで、大抵のランナーにとって距離は大きな壁となります。でもいつもマラソンの距離を走る訳にもいかない。そこでこの取り組みを試してみるのは如何でしょうか?短い距離の目標でも課題が共通なら同じように導入できます。

いつも快調に走れる状態でトレーニングすることで動きの良さや高いレベルの練習も積めますが、後半の追い込まれた状態をイメージするとセット練は有効だと考えられます。

他にも、スピード練を始める前に少し高めの負荷をかける、1度息が上がるまで追い込んでしまってから臨むのも1つの手だと思います。

そうすることでスピード練スタート時点から少し消耗した状態でトレーニングを始めることができます。

もちろんこれにはリスクも高くなるので気を付けましょう。

多くのランナーが合宿や強化期間を設けるのもこういったセット練の目的を内包していることも多いです。

現在、クライアントは目標とする距離とタイムにおいて後半の失速を防ぐという課題を強く意識されています。

レッスンではその課題解決に向けての取り組みとなりましたが、問題なくスピードを維持されており、スタミナの高さ、後半になってもフォームが崩れないことも確認できました。

あとは馴れ、苦しくなった時にペースを維持し、押していく経験を積むことで目標達成出来そうです。

ダウンのペースはゆっくりとして頂き、疲労や故障には充分留意頂けるようお話し、レッスンを終えました。


クライアントの声:

コーチには当方の状態や希望などを聞いて、練習メニューを考えてもらっています。おかげで、故障はレッスン開始から約8か月なく、余裕を残して従来のタイムを切れています。67歳代での課題達成に向けて努力したいです。次に挑戦するまでは12日🏃‍♂️


パーソナルレッスンをご希望の方は現在、月、水、金の午前中、火の午後、土日は空き状況次第でとなっています。(主に加古川周辺エリアの場合)

ご依頼はこちらよりお申し込みください


いつもご訪問、お読み頂きありがとうございます。 すき(ハートマーク)を押して頂いたり、コメントやSNS等にシェア、サポート頂けると励みになります。サポート、応援頂いた分は必ず、活動する中でみなさんにお返しして行くことが出来ると思います。今後もお付き合いを宜しくお願い致します。