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駆けっことランニングの境目:キッズラン

皆さんは駆けっことランニングの境目をどこに感じますか?考えますか?あまり普段から意識することは必要ないし、子供たちにとってはどちらでも良いとは思います。でも気分だけ、思い切り走り回るのと違い、少しペースを抑えてみたり、フォームを意識してみるところからランニングの始まりかもしれませんね。

今までは全力疾走だけを考えていた子供たちも今日は少し長く走りたいからペースを抑えてみようと思っているかどうかは外からは解らないものの、行動としては少し抑え気味に走ったりします。その分、目論見通り、少し長持ちして成功体験を得たりしているんですよね。

こちらからも確かに最初から飛ばすとあとがしんどいよ、少し抑えてみようかと声掛けをすることもあるけど、たいていはそんなの関係なく駆けっこを楽しんでいることが多いです。それはそれで良いことだと思います。

エネルギーいっぱい、思う存分駆け回って疲れたら休む。

これはアスリートでも、ベテランランナーでもやると楽しいし、すっきりします。もちろん初心者でもケガには気を付けなければいけないものの、思い切り駆け回り、汗を流し、息を切らす体験は楽しい面もあるとは思います。

駆けっこの方が苦痛が多いのか、ランニングの方が苦痛が多いか?実際は駆けっこの方が苦痛も多いかもしれませんが、爽快感も大きく、どちらかというとランニング、きちっとペースを守って走る方が苦痛が多いかもしれません。

そこもそれぞれの感じ方で違うかもしれませんね。そういう部分でも何が楽しいか、何を喜びに、何をモチベーションにするかは個体差が大きく、決めつけられません。

タイムが伸びること、速くなること、勝つこと、距離が伸びていくこと、身体が変わっていくこと、いろんな喜びや楽しみ方があります。走ることそのものが楽しい人も当然います。でもそれはクラブやコミュニティ、コーチが勝手に決めつける訳にはいきません。

当事者でももしかしたらその時々で変わるかもしれません。だから声掛けは軽めにしますし、それぞれの想いを自由にぶつけて駆けっこを、ランニングを楽しんで頂くことを自分は第一に場を作っていきます。本気で伸ばしたい人はその方法を伝授しますし、それが楽しい、やり甲斐を感じているならそれが大切だと思います。

故障予防も大切ですが、そればかりを重視して環境を作ってももしかしたら楽しみを奪ってしまうかもしれません。その時々に何が楽しいかを教えてもらうのも必要かもしれません。笑顔で判断することも大切かもしれません。

決定的な正解はないように思います。だからこそ駆けっこもランニングも奥が非常に深いと思います。そんなことを思いながら子供たちと駆け回り、ランニングしました。


大人もそうですが、子供は特に遊びとランニングの境目はそこまで意識せず、思う存分「遊び」がてら駆けっこも楽しんで頂ければ。その中でちょっとしたアドバイスや工夫を入れると楽しみながら得られることも多いと思います。走遊Labに参加しませんか?



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