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指導者やトレーナーも、アスリートにとっては「ツール」

ツールを使いこなす」のエントリーから。
タイトルはそのエントリを書いている途中に浮かびました。

あくまで理想ですが、アスリートのモチベーションがしっかりしており、かつ目指すものに向かって自ら邁進するタイプにとっては、必要な時に、必要な機能やアドバイスが引き出せる人が一番必要になります。

適切な支援、と表現することもできるでしょう。

アスリートにとっても時間は有限で、競技目標を達成する際に手の回らないことは幾らでも生じます。

例えば、交渉事。

自分の競技環境、生活環境を整えることはアスリートにとって非常に重要な要素です。一例として契約相手に対し交渉をしていくのは重要だけど、出来れば労力をそこまで掛けたくないもの。

なので、「エージェント」という存在が出現してきます。交渉を代わりに行なってもらい、環境整備を自分の出来る限りの理想に近づけてもらえるようにする。

他にも、トレーナーであれば、ケアを担当する人、トレーニングをみてもらったり、機能向上を図ったり、調整したり・・・様々な目的の下、依頼することになるでしょう。

これはコーチなども同じでしょう。

監督はちょっと特殊かもしれません。今度はそうやって作り上げたアスリートを起用する、要はツールとして使う側が監督に、アスリートは使われる側になったりもします。

そうやって、それぞれがツールというものを理解して徹することでプロとして良い結果、パフォーマンスが出てくるのだろうと考えます。

アスリートが主体、スタッフはあくまで脇役というのはそういう意味であり、ただただアスリートがわがままに、奔放にやればいい、という訳ではありません。

どうやってアスリート本人が自分の価値を高めるため、パフォーマンスを上げるため、周りのサポートを引き出していくか?活用していくかが大切です。

アスリートの主体性が弱ければ、監督がチームを作るために考えるツールとして自分が使われる側のみに留まり、なかなか主体性を持てません。

先ずは自分が主体性を持って考え、行動するかが大切になるでしょう。

この考えはどういった立場の人でも同じだと思います。

ツールとして使われるか、主体性は自分にあり、ツールを使っていくか。

最近AIの話題を続けていますが、これも同根だと考えています。


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ヘッダー画像はBeautiful Free images|Unsplash:https://unsplash.com/ さんよりお借りしました。2018.1.12追加

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