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ふくらはぎ:ランニング感覚

ようやく足から解放され、脚に向かって上昇を始めます。再び足つぼとかに戻ったり?するかもしれませんが(笑)足回りってそれほど重要で、脚部と比べて大きなトラブルは少ないまでも、日々小さな、厄介なことは起き得る場所だと思うんですよね。

・部位と名称
・痛みと連動性
・ふくらはぎの重要性
・トレーニング/ケア
・全ての人に重要な部位

さて、脚から見たら末端に近づく部位ですが、選手でも「ふくらはぎが張って/痛い」と一言で使いがちな部位です。

ですが実際には上部、中部、下部でも役割も違えば張り方も違ってくる。走っている時に果たす&ダメージを受ける場面もそれぞれ違う。当然ケア方法も変わっていきます。

こういう形でケア方法が出ている場合、大抵はふくらはぎ全体を表しますよね?日頃運動をしない人ならばこんな感じでも充分です。

ただランナーなら張っている場所、張りやすい場所もありますし、強い部分と弱い部分もあって一律で捉えていると上手くいきません。

ちなみに私の場合はふくらはぎの下部、アキレス腱に近いところがよく張りますし(強く張りを感じる)、そこが張ると足首の返しが上手く行かず、動きが悪くなり、疲労も溜まりやすくなります。

厳密に言うと身体の表から見る部位と筋肉の実際の「走り方」は違うんですよね。足底もいわゆるふくらはぎの一部。連動性とか言いますけど、実際は何らかの形で繋がっている場合もあります。

感覚的には部位ごとの把握で良いですが、アスリートの場合は意識としてはそういった「見えない」仕組みも頭に入れておいたほうが良いでしょう。

痛みが走ったりする時も、その部位ではないところをケアすることで治ったり、緩和するといった話をトレーナーや治療家から言われた経験も多いと思います。膝裏が痛むのは、足首周りの危険信号かもしれない・・・


トレーニングも同じで、特定の部位が弱いからと言って、連動性を無視して鍛えてしまうとバランスを崩し、かえって悪くなるかもしれません。なので優秀なアスレチックトレーナーに助言をもらうのは有効なんですよね。

コーチとしてはそういった専門家、知識を把握しておくことが大事でしょう。


★★★

さてそんな様々な筋肉の組み合わせと、足を動かす重要な役割を負ったふくらはぎ。以上の理由でランニング時も張り方を把握していくことで、自分の弱点も見えてきますよね。

更に言うと動かすことで張ってくる感じと、衝撃を受けることで張ってくる感じとでは違いますし、急性の張りと慢性の張り方では対処も違います。

「動かす」はさきほども書いた足回りによるもの。膝下だけでかくように走る人もふくらはぎのダメージは大きく、しつこく蓄積していきます。(よく股関節を使ってとか腹から走るとか言いますよね)

「衝撃」は地面から。不整地を走ると「動かす」方の張り方をしますが、アスファルトなどはその路面の硬さ、反発をここで吸収する感じになります。

「急性」は例えば不整地を走るとぐらぐらしたところを足回りで制御するので、いつもより疲れが大きくなります。ほか上りなどで体重が極度にかかる場合、スピードを出してキックを強くすれば負荷も大きくなります。

「慢性」はロング走などを重ねれば疲れはたまります。歩き続けるだけでも疲れてきますよね。


そういったふくらはぎ。ケアも様々です。アイシング、マッサージ、ローラーを使ったり、半身浴などなど。

ふくらはぎは「ポンプ」の役割を担っているとも言います。血液を心臓に返す時に強く働く。ですので、ふくらはぎを良好に保つのはランナー、アスリートだけでなく、全ての人に必要なことなんですよね。

良好に保つだけではなく、積極的に使っていきましょう。使わない筋肉は衰えますし、かえって固くなり、老廃化していきます。

今日からでも、今からでも少しでもふくらはぎを意識してみませんか??

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