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アトツギを決意したきっかけ
親父から会社を継いでほしいとか、そういう趣旨のことを言われたことは一度もなかった。
継ぎたいと思ったこともなかった。
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今日はアトツギを決意するまでの僕のストーリーを紹介します。
幼少期
物心ついた時から親父は会社をやっていた。
小学校の友達には「会社継げよ」なんて言われて、誇りに思ってたけど、継ぐ想像はできなかった。
息子だからじゃなくって、経営をできる人がやるんでしょって思ってた。
学生時代
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こんな田舎が大っ嫌いだった。
東京に出て、親父よりも稼ぐことが目標になった。
サラリーマン
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親父より稼ぐ目標は達成できずともまあまあいい会社に入れた。
親父の年収を超える目標は半ば諦めたけど、ワークライフバランスなんていう言葉に乗っかって、まあまあのワークとまあまあのライフを送っていた。
だんだん、つまらなくなってきた。人間関係にも疲れてきた。
(そのころの僕は結構病んでました。毎日会社に行く自分を褒めて、何とか生き残りました。)
おばあちゃんが死んだ
そんなこんなで転職活動を進めていたさなか、おばあちゃんが亡くなった。
実家に帰って、家族と話したり、お葬式に来る会社の方々を見ていたら”俺がやる”と思っていた。
一度しかない人生で何をやるのか、何のために、だれのためを想って仕事をするのか。考えてしまった。
僕がここまで何不自由なく育ったのは、間違いなく、親父の会社で働いてくれている人のおかげだと気づいた。
アトツギになった
そんな思いを胸にアトツギとして第2の人生をスタートしました。
ちなみに今ではこんな田舎が大好きです。
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次の記事では、大切にしたいことを書きたいと思います。