有限会社モールドモデル 佐藤賢

国内有数の石膏鋳造技術で世界の産業を一歩前に進める有限会社モールドモデルの2代目です …

有限会社モールドモデル 佐藤賢

国内有数の石膏鋳造技術で世界の産業を一歩前に進める有限会社モールドモデルの2代目です 好きなことは人とコミュニケーションをとることかも知れないです バックパッカー、留学、スノーボーダー、DIYer、ランクル70、MINI

最近の記事

地域のなかの工場を目指して

みなさんの工場は開かれていますか? 弊社がある都留市は小さい町で、地域や市役所、学校、学生が繋がっていると感じます。一方で、企業と地域は分断されていると感じます。少なくとも弊社工場と地域はそうです。 地域のなかの工場大阪や新潟ではオープンファクトリーが頻繁に行われています。 これには多くの意味があると思います。 弊社工場もオープンにして、かつ子ども向けだけでなく、大人も一緒に学び楽しむことができる場所にできたらいいなあと思っています。 工場がフル稼働している中で開催すると

    • 鋳造用石膏のリサイクルの話①''

      チョークに色を付けてみます。 どうやらチョークは顔料で色付けをしているようなので、粉体顔料を買って色付けに挑んでみます。 これまでどおり石膏を粉々にして粉体顔料を混ぜ混みます。(失敗した感が強すぎて写真撮るのサボりました) なんとなくできたような気がします!おめでとうおれ! 某有名キャラクターを作ろうとしましたが、これは明確に失敗です。。 でも紙ねんどみたいに造形ができそうです!ありがとうミッキーマウス! 固まるのが結構早いのでスピード勝負です。ワークショップにした場合、

      • アトツギできた僕と、できなかった友

        「ケンくんは良かったね。俺は何もできなかったから、少し後悔してる。」 私の友達にもアトツギがいました。 彼は、お父さんが早くに亡くなってしまっていて、そんな中でお母さんと彼で会社を引っ張っていこうというところでしたが、なかなかうまくいかないところが出てきてしまって、結局彼は会社を離れる決断をしました。 そんな彼がボソッと言った言葉です。 この言葉は、鳥肌が立ったし、涙をこらえるのに必死でした。 彼は、中小企業診断士になりました。みんなそれぞれ抱えているものがあるようです。

        • アトツギを決意したきっかけ

          親父から会社を継いでほしいとか、そういう趣旨のことを言われたことは一度もなかった。 継ぎたいと思ったこともなかった。 今日はアトツギを決意するまでの僕のストーリーを紹介します。 幼少期物心ついた時から親父は会社をやっていた。 小学校の友達には「会社継げよ」なんて言われて、誇りに思ってたけど、継ぐ想像はできなかった。 息子だからじゃなくって、経営をできる人がやるんでしょって思ってた。 学生時代こんな田舎が大っ嫌いだった。 東京に出て、親父よりも稼ぐことが目標になった。

        地域のなかの工場を目指して

          鋳造用石膏のリサイクルの話①'

          こんばんは。雪が降ってます。 石膏も白いので、どっちがどっちかわからなくなります。 さて、ちょっと番外編で、先週からチョークを自作しています。 表紙の写真の手に持っているのがそれです。 廃材100%でできました。 まずは、弊社の鋳型である石膏を砕いて、チョーク作りのスタートです。 袋に入れて粉々にしていきます。 粉々になるまで砕いた石膏と水を混ぜます。 チョークをかたどるための筒も用意します。 石膏と水をちょうどよくなるまで混ぜます。 ちょうどいいくらいになりました。

          鋳造用石膏のリサイクルの話①'

          鋳造用石膏のリサイクルの話①

          弊社では鋳物の型に石膏を使用していますが、一度使用した石膏は産業廃棄物として捨てています。その量は月に15トン。 これをなんとか2次利用できないか、検討していきます。 まずは、鋳造用石膏として再生できないか。について。 →石膏メーカーではやっていない →不純物を取り除き、微細な粒子に粉砕する必要がある →上記が達成できたところで、鋳造用石膏として使えるか不透明 (→石膏メーカーでやってないというのであればちょっと自分だけの力じゃ厳しそう、、、) なので、鋳造用石膏として再生で

          鋳造用石膏のリサイクルの話①