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N中等部通学コース生の「リアルな」1日 ②〜4コマ目から放課後編〜

こんにちは、N中等部「ネッ中note」です。

はじめに

今回は、N中等部通学コースに通う生徒の、「リアルな」1日の「午後編」(4コマ目から)を紹介します。
(生徒登校〜昼休みまでの「午前編」はこちらで紹介しています)

■この記事は以下のような方にオススメです
・N中等部通学コースの授業に興味がある方
・N中等部通学コースの生徒の過ごし方に興味のある方
・入学検討中で通学コースとネットコースを迷われている方
・N中等部生の生活サイクルが気になる方

13:15 N-English

お昼休みの後は、N-Englishの授業です。
「基礎英語」と「実用英語」の習熟度に応じた内容の授業を受講します。事前に受験した「レベルチェックテスト」の結果に基づいて、2つのクラスのどちらへ参加するかが決定されます。また、テストの結果によって、「英検対策講座」で英検準2級、2級に向けた講座や、「スピーキング総合力講座」で、TOEICスピーキングテストを軸に英語で運用、発信できる
総合的な力を手に入れるための講座を受講することもできます。
どのクラスでも、MacBookを駆使して学ぶことができます。ここからは、「基礎英語」と「実用英語」のクラスの様子を紹介します。

基礎英語のクラスでは、約15分間、リーディングやライティング、リスニング、スピーキングなどの共通した学習内容を一斉に確認します。Slackを用いて問題に答えていきます。選択問題だけでなく、文を完成させる問題も出題されます。タイピングスキルを駆使して問題に答えることで、単語のスペルも確認することができます。その後、学習した単元について、N予備校などを使用し、個別に自分のペースで復習に取り組みます。
授業の最後には、「Kahoot!」という早押しクイズアプリを使い、知識の定着を目指します。このクイズに熱中する生徒は多く、1位を狙って早押しに集中したり、正確さを重視して全問正解を目指したり、楽しみ方は多様です。生徒からは

「Kahoot!で良い順位が取れて嬉しかった」
「ひっかけ問題で間違えて悔しかった」
「授業の前半に学習した内容で早押しに参加できるので、英語が苦手だが、正解できた!」

といった声が聞こえてきます。

実用英語のクラスでは、長文をリスニングやスピーキングを題材に、自分の意見を組み立てて長文での発表を目指す、より実践的な内容に取り組みます。月に1度ほど、Googleドキュメントの音声入力機能を使って発音の練習をすることもあります。MacBookに向かって、お手本通り英語を発音しますが、中には難易度の高い文や単語もあります。生徒からは

「何度も繰り返し発音して成功したときの達成感がすごい!」
「お手本の音声が速くて大変だけど、発音するのに慣れてきたら楽しい」

との言葉もあり、授業を通して英語力が身についている様子がわかります。

14:15 プログラミング

5コマ目はプログラミングの授業です。
その日の授業開始時に、その日取り組むことを宣言する「ものづくりプラン」をGoogleフォームで提出します。プログラミング授業は、「考える」「作る」「改良する」の3ステップを1サイクルとして回しながら取り組みます。「ものづくりプラン」は、そのうちの「考える」のステップです。
「作る」のステップでは、実際にMacbookを活用した制作に取り組みます。取り組む内容は、自分で決めることができます。例えば、

Scratchでゲーム制作
Blenderで3Dモデリング
N予備校のプログラミング講座でWebアプリについて学ぶ
Progateでプログラミングの学習
デジタルソフトを使用したイラスト制作
Adobe Premiere Proを使用した動画制作

このように、自分の好きなものづくりに集中します。作業中、わからないことがあれば、Slackのプログラミングチャンネルで質問を投稿したり、ネットを駆使して調べたりします。また、キャンパスで直接TA(ティーチングアシスタント)に質問もできます。
キャンパスには、生徒が作成した3Dモデルを3Dプリンターで印刷したものが展示されています。展示されている作品をみて、「自分もモデリングして印刷してみたい!」と新たな挑戦をする生徒もいます。Slackのチャンネルに共有された仲間の作品にも刺激を受けて、日々ものづくりの世界をお互いに広げています。

15:15 ミライ

6コマ目は「ミライ」の授業です。この日のミライの時間は、学びの振り返りと目標設定の時間です。N中等部では定期的に、「プロジェクトシート」に学びの振り返りと目標設定に取り組みます。「何を」「どうやって」「いつまでに」「何ができたら達成か」の観点で、具体的な目標設定をし、それを基にコーチング面談の時間で目標の達成状況と翌月の目標設定をします。
プロジェクトシートには、

「数学と英語を両立しようと思ったけど、英語が捗って、逆に数学を進めるのが大変だったなあ」
「プログラミングの時間、想像以上に作品を作れたから、次は違うソフトを使ってみよう!」
「PBLのグループワークで、自信を持って発表できたから、次は相手に質問することにも挑戦してみたい」

など、多様な振り返りのコメントが記入されています。振り返りを通して自分と向き合い、挑戦したいことや課題を見つけ出していきます。
記入したプロジェクトシートは、メンターとのコーチング面談で使用します。設定した目標について掘り下げて話をすることで、よりゴールへ向かいやすくなります。

おわりの会

1日の最後は「おわりの会」です。はじまりの会と同様に、マインドフルネスをします。数分間ゆっくり呼吸を繰り返し、今、この瞬間の体験に意図的に意識を向けます。スタッフのアナウンスに合わせて呼吸を繰り返し、自分の意識を集中させます。
その後は、1日の振り返りの時間です。はじまりの会で設定した1日の目標を振り返り、目標の達成度、次回からの改善点、1日の感想を日誌へ記入します。生徒一人ひとりの日誌には、

「数学の目標にしている単元が進んだ」
「基礎学習でわからなかった部分は質問をして解決することができた!」
「PBLでは自分から発表することができた」
「3Dプリンターで1つ作品を印刷する目標を達成することができた」
「次回のプログラミングでは、Slackで作品を投稿してみたい」

など、様々な振り返りが記入されています。
日誌記入のあとは、スタッフからのお知らせの時間がありますが、時々生徒からのお知らせがあることも。イベントの告知や作品の発表、プレゼンテーションなど、おわりの会も大切な発表の機会になっています。

放課後

おわりの会のあとは17:00まで放課後の時間です。
作品作り、学習の続きに取り組む、仲間と好きなことをして遊ぶなど、それぞれの楽しみ方で過ごします。大きな画面でゲームを大人数で楽しむこともあれば、壁面の大きなホワイトボードにイラストを描きながら談笑することもあります。帰り際には「楽しくてまだ残っていたい!」と言ってくれる生徒も多く、毎日17:00になる直前まで、多くの生徒が楽しい1日を過ごしています。
N中等部ブログでも、放課後について紹介しています)

おわりに

今回は、N中等部通学コース生の1日について、昼休み終了後の4コマ目からおわりの会までの流れをご紹介しました。
生徒の1日の過ごし方は時期や日数、所属コースによっても異なりますので、今後はまた違った1日をご紹介できればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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