空気を読むと失敗する理由 失敗の本質③
日本人ってかなり空気を読む人種ですよね
周りになんとなく合わせるような社会な気がします
あなたも周りに気を遣ったり空気を読む方ですか?
僕は空気は読まないです笑 基本的にワガママなので周りに同調したりができないです…笑
周りの人たちに合わせないのでドラクエで言うはぐれメタルです!
ですが今回の話しはただ空気を読んで周りに合わせるだけでは失敗するという話しです!
「失敗の本質」でも同調圧力が敗戦に導いたとあります
そしてそれが今の日本の企業にも共通しているのです
サンクコストバイアス(埋没費用)
サンクコストバイアスとは何でしょうか?
いきなりややこしいカタカナを使って申し訳ないです笑
これはつまり、「こんなにコスト(労力)かけたんだから今更引き返せねーよ!」という気持ちですね
「ここまで時間もお金も掛けたのに今さら辞めるの?」
パチンコとかギャンブルにかなりありそうですね笑
人間どうしてもそう思ってしまいがちですが、ダメなものはダメなので潔く諦めましょう笑
旧日本軍も「この戦争で多大な犠牲者や被害を出してしまったのでこのまま戦い続けて勝つしかない!」 と思ったのではないでしょうか
僕たちもどうしても労力をかけたものに対して重要視してしまいますよね
誰にでも思い当たる節はありそうです
ですが、「あ、これダメや」と思ったらとっとと切って次行った方がいいです!
上司の機嫌だけ取るやつが出世する
ありがちな話しですよね
スネ夫みたいなやつが気に入られて上司に意見する人間が損をしてしまう
組織や会社の為に勇気をもって発言したのに受け入れられない上司はいませんでしたか?
人間どうしても現実をみれなかったり、耳の痛いことには目を背けがちです。
良いことや自分の理想は見るけど、現実的なことや厳しい言葉などにはフタをしてしまうのです
そして組織や会社の為に厳しい現実を言ってもそれを否定され、代わりに媚を売る人間が出世する
かつての旧日本軍はそんな人事評価だったようです
「気合があれば勝てます!」みたいなことを言う人が上官から気に入られて「いやこの作戦穴がありますよ」と指摘した人は降格された
現実的なプランも考えず、「負けることなど考えるな!」というパワー理論でミッドウェー海戦やインパール、沖縄でも負けてしまったんですね
忖度(そんたく)しないでビシビシ言う人が必要
この空気を読む、周りや上に気を遣う感じ
日本企業と似てますよね?
現代はかなり変化の激しい時代になっており、ITの取り入れや働き方改革などが必要です
ですが「よく分からない」とか「うちには必要ない」など根拠もなく謎理論で現実を認めない上司もいますよね
上の人間の顔色をうかがって同調してくれる人を評価してしまう方が楽でしょう
まさに前記事でのコンフォートゾーンから抜け出せない状態です
組織にとって本当に大事なのは耳障りの良いことをいう人間ではなく、厳しいけど耳の痛い話をしてくれる人間です
経営難のコンチネンタル航空を再建させたスーパー経営者のゴードンベスーン氏もこう述べています
「私は機長だから真実を告げることをためらわない人しか雇わない。本当のことを言うより、機長のご機嫌を取る方が大事だと言われたら、すぐにパラシュートで脱出する人を雇う。真実に目をつぶらず、自分の判断を信じ、黙っていろと言われても黙らない人を雇う。」 『大逆転!』より
カッコいいですねー!
僕たちも部下や後輩からキツイことをもし言われたら素直に受け入れる、
また、お互い言い合えるような関係を作り上げましょう!