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挫折から復活した自動車王ヘンリーフォード

フォードという車をご存じでしょうか?

アメリカの超有名な自動車メーカーですね

従業員37万人の世界的な自動車メーカーです

そんなフォードの創立者 ヘンリーフォードも挫折経験をしています

彼が挫折から立ち上がれたのは、自分の理念を強く持っていたからです

ヘンリーフォードが若いときは鉄道の時代でした

自動車もあったのですが高級すぎてお金持ちしか持てないものだったのです

そんな彼は「自動車を誰でも乗れるようにしたい」と考えていました

エジソンの会社に就職していたのですが、資産家から資金提供を受けて独立しました

ところがフォードは大衆向けの安い車を出したいのに、資産家はお金持ち用の高級車を考えていました

結果上手くいかず立ち上げた会社は倒産してしまいます

ここで彼は挫折経験をしていますが、「かならず庶民でも乗れる車が必要になる」という理念のもとに再挑戦しました

しかし資金面で困っていたので、
倒産した会社の残り部品で自動車を作り、自動車レースに参加しました

そのレースで見事優勝して世間から注目されるようになったのです!

挫折はしているけどこの時点でなかなかの超人に見えますね笑…

このレースで注目を浴びた彼は資金提供の話しが舞い込んできます

ここで順調に大衆向け自動車が作れると思いきや、、、

またしても大衆自動車と高級車の対立が起きてしまいます…

世界的に成功した人でも人生はそんなにうまくいかないものですよね

この対立からフォードは自分で興した会社を去ることとなったのです

自動車王でさえ挫折失敗の連続なので、僕たちも失敗なんて当たり前にしますよね!!笑

挫折失敗は挑戦すれば当たり前のようについてきますが、
フォードはこの経験から意味づけをしたと思います

この失敗から、彼の労働や仕事に対する考え方が変わったのだと思います

というのも、フォードは

「賃金を支払っているのは雇い主ではなく、自動車を購入してくれる顧客だ。雇い主はお金を管理しているに過ぎない。」 ヘンリーフォード

このような考え方を持っていました

資産家は確かに資金提供をしますが、その資金回収はお客様が自動車を購入して初めて回収されます

お金持ちだけが得をするような政策では世の中は上手くいかない、と思っていたのでしょう

彼は労働者も顧客も自分も、誰もが得をする必要があると考えていました

再度自動車レースを利用して会社を立ち上げることにしたのです

鉄のハートを持っていますね!カッコいい。

会社を再度立ち上げて、労働者の純粋な協力も必要と感じたフォードは
当時労働時間が12時間以上で、休みの日などなかったような時代に

1日8時間労働 週休2日制を初めて導入 平均賃金2ドルから5ドルへ引き上げ を行いました

その結果 優秀なエンジニアが集まり、社員のモチベーションを上げてくれました

そして当時としては画期的だった、ベルトコンベア式で自動車を大量生産して、価格を下げることに成功したのです

こうしてヘンリーフォードは「社会のだれもが車を持てるようにする」夢を叶えたのです

このフォードの成功にもストーリーテリングを使っていたように感じます

彼は、 


「お金持ち特権ではなく、大衆にも車は必要」という理念

「労働者にも還元が必要」という仕事に対しての考え方

を持っていました

世の中の大多数である一般庶民に多くの車を売る

多くの車が売れれば、売り上げが増える

増えた売り上げを労働者に還元すれば、仕事もまた上手く回る 人が集まる

生産性向上 より良い車が出来て、また売れる

このサイクルをストーリーテリングとして使い、理念に共感した人たちを動かしていたのではないでしょうか

資産家の力だけではここまでうまく成功していなかったと思います

ストーリーテリングで周りを巻き込む力があったからこそ、世界的な企業になったのでしょう

私の思う、ヘンリーフォードが挫折経験から見出した価値は

経営は労働者を搾取するのではなく、還元し共に利益を出す存在 

資本家との自動車立ち上げの失敗でこう感じたのだと思います

挑戦に挫折はつきものです

その挫折は必ず人生でプラスになります

僕も色々挫折していきましたが、それが今は味方になってくれています!!笑

失敗し過ぎてメンタルは鉄のハートです笑

挫折とは教訓です

「挫折経験をどう活かしていいかわからねえ」

こう思う人もいると思います

挫折経験をこれからの人生に活かせるよう一緒に考えましょう!

ココナラというサイトで挫折経験を活かす相談に乗っています

よければ検討してみてください

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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