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頬骨にも神経(線)がありますか?

今日は、頬骨手術についてお話していきます。
顔面輪郭手術では、神経線に気を付けなければならないという話が、よく上がりますよね。神経線を避けて最大限の手術効果を出していくことは、専門医の能力とも言えます。

その影響からか、頬骨にも神経線があるのかという質問を度々受けます。
本日は、 頬骨にも神経線があるのかについてお話していきます。

輪郭のカウンセリングの際、頬骨も神経の位置によって、押し込む事ができる範囲に限界があるのではないかという質問をよく受けます。

結論から申し上げますと、頬骨にも神経がありますが、頬骨縮小をする骨の範囲内には神経がありません。これは、一般的なエラ手術やT字骨切りとは違う点でもあります。

ですが、頬骨手術を行う部分の脂肪には、重要な神経があるので、骨の中の神経が無くても、繊細に手術を進めていく必要があります。

頬骨手術は、エラ手術を行う時のように、神経からの距離を測定する必要はありませんが、骨の中に神経が無くても、手術の効果や安全性の為、最大限慎重に手術していく事が大切です。

また、神経の位置によって、押し込むことが出来る骨の量に制限が出てくるのではありません。これは、それぞれの顔の骨の構造によって決定されるのです。つまり、頬骨を押し込む量は、頬骨がどの程度出ているのか、周辺と自然に繋がる場所がどこなのかによって決定されます。

自身の顔の状態に従って変わってきますが、普通は4~5mm程度、頬骨が酷く発達している場合は8mm程まで押し込む場合があります。ですが、このような数値よりも、自身に似合う手術を行っていく事が重要です。

既に多くの方がご存じだとは思いますが、頬骨手術は、正しい切開法と固定が本当に重要です。正しい骨切りと、正しい固定が副作用の可能性を低くする為です。頬骨の形は人それぞれなので、手術の際も個人の状態に合わせて進めていくことが大切です。

私が何度も強調してお伝えしている事ですが、顔面輪郭手術を行う時は、目に見える事だけではなく、医者の経歴や経験等を詳しく調べた上で決定することによって、副作用のない安全な手術結果を得ることが出来るということを、忘れないで下さい。

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