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顔面輪郭手術時に使用するネジ_チタンネジと溶ける吸収性のネジ

吸収性 溶けるネジ

顔面輪郭手術の注目度が高くなればなる程、手術方法と技術の発達も進んでいます。顔面輪郭手術を検討している大部分の方々は、耳にしたことがある吸収性の溶けるネジ。

手術の後、体内に固装置が残ってしまう事が嫌な場合や、手術後に金属ネジを除去しなければならないような計画がある場合に 溶けるネジが使用されます。すなわち、吸収性の溶けるネジを使用することになれば、手術後にX-rayを撮っても、ネジが見えません。

以前にもブログを通じてお話させて頂いたように、顔面輪郭手術時で最も重要な事は ‘固定’です。T字骨切りなどの前顎手術を行う際も、顎先の骨切りラインを丈夫に固定することによってしっかりと骨がくっつくのです。この時、一般的に固定装置として使用されるのはチタンの金属成分で、よく使われる安全な物質です。

吸収性のネジは、骨が癒える期間である3か月以上もの間、骨を丈夫に固定し、6か月程経つ頃から徐々に溶けて無くなる成分によって作られています。

即ち、骨が癒える期間中は十分に固定する力があり、最終的には溶けて無くなるという事です。

それなら、頬骨手術にも溶けるネジを使用することは可能でしょうか?
多くの方から、頬骨手術にも吸収性の溶けるネジを使用することが可能かについて質問を受けます。

溶けるネジの機能性はチタンネジと似ています。
ですが、強度や厚さが少し違う為、頬骨の厚さや幅によっては使用が制限される場合があり、主に前顎手術にて使用されています。

顔面輪郭の中でも特に頬骨部分は固定が重要な手術なので、
丈夫な成分で出来たチタンネジを利用して確実に固定していく事が
重要です。

今日は、吸収性ネジが何か、どんな場合に使用されるのかについて説明させて頂きました。

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