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顔面輪郭手術 T字骨切りとY字骨切り

T字骨切りとY字骨切りとは?

顔面輪郭について関心が高くなるにつれ、多様な手術方法が生まれています。カウンセリングの際にたくさんの方から頂く質問の一つが、Y字骨切りは何なのか、またT字骨切りとの違い、どのような方法がよりVラインを作る上で効果的なのかに関する質問です。

まず、Y字骨切りについてご説明致しますと、Y字骨切りはT字骨切りのように水平骨切りの角度が水平ではなく、Y字型に切除する手術方法です。
Y字骨切りとT字骨切りの手術方法は同じですが、骨切りの形が若干違うと考えて頂ければ、理解しやすいかと思います。

T字骨切りとY字骨切り

Y字骨切り法はY字型に作る角度によって顎先の長さを調節できるという長所があります。
しかし神経損傷の恐れがあるというデメリットもあります。
** 骨切り線が後方に上がりながら顎の下側にある神経線と近くなり、神経を傷つけ損傷する恐れがあります。(参照イメージ:切開線上部黒い点部分)
神経の損傷は輪郭手術を行う上で非常に注意が必要な部分で、気を遣わなければいけない部分です。

実はT字骨切りとY字骨切りの違いについての個人的な見解は“あまり違いがない”なんです。

通常、T字骨切りでも十分効果を出すことが出来ます。敢えてY字骨切り法で手術を行わなければならない場合は多くありません。

Y字骨切りはT字骨切りと長曲線切除術をつなぐ部分の処理が簡単な点はメリットとなりますが、執刀医の経験や技術力を詰めば敢えて取り入れなくてもいい手術が可能な為、個人の状態を選別し、適用すればいいのです。

どちらがより良く、どちらがより悪いのではなく、個人の状態に合わせて選択し、手術を行わなければならないという点、また間違った選択は神経損傷の可能性があるということを申し上げます。

神経線が低くない場合に手術を適用することが良いです。

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