バカみたいに

あれもこれも一つの枠に捉えようとしてしまう愚かな人たち。

どうしてそんなに枠に囚われたいの？

いや、囚われたいんじゃない。

捕らえておきたいんだきっと。

だって、そういう人たちって自分がもし、その枠の中に収められそうになったらものすごく拒否するんだ。

でも、他の人たちがもし、枠に捕えられていなかったら？

一人一人しっかりと見ていかないといけないので、めちゃくちゃしんどいんです。情報量がすごくなってしまうので。

ある程度どこかで、情報を圧縮しておかないと容量が足りなくなってしまうので。

そんなもんですよ。

私がここにいる理由とか、生きている理由とか、こんなことをしてますとか。

それらは別に自分からひけらかす必要のないことなんだけど、それでも自分はどういう価値があり、どういう人間なんだということを相手に知ってもらう事ができれば自分自身の人生が気楽になると信じてやまない。

だからこそ、みんなどこか不自然で、窮屈そうで、そして今を生きていない。

何がそうさせているかって？

自分がそうさせているんだ。

他人がなんと言おうと君たちは変わらないんだから。
意思が自分をそうさせているんだと。

親がこうだからとか、世間がこうだからとか、マイノリティは生きづらいとか、そんなことはどうでもいい。

生きづらくしているのは、自分だ。自分でしかないんだ。

そう思っておかないと、いつまでも生きづらい。

生きやすい環境？

そんなの知らない。

今自分は生きやすいか？

知らないよ。

朝起きたらまたここに居ただけだから。

生きやすいかどうかなんて、考える必要がない。

そんなことを考えたとて、生きているのだから。