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書く習慣 DAY13 今日の本。

夜に星を放つ     窪美澄     文藝春秋

真夜中のアボカド
銀紙色のアンタレス
真珠星スピカ
湿りの海
星の随に

全部で5つの話から構成されている短編集。
どの話も大切な人を失う悲しみが描かれている。

1番共感したのは、星の随にという話。
ステップファミリーについて描かれている。
両親の離婚を経験していることや
近所の人に助けられ過ごしてきた時間、
その出会いや経験を通して成長していく主人公が
なぜだか、いつの日かの私を見ている気がした。

ちなみに、湿りの海。
これは、離婚して妻と娘と離ればなれになった男の人が主人公になっている。

そこに
“毎晩、遅くまで仕事をしている間に(そうすることが、彼女たちの生活を支えることになると僕は考えていた)”

という、一節が出てくる。

これと、全く同じことを私の父も言っていた。
相手が何を求めていて、何を大切にしたいかは
やはり、話し合わないとわからない。
やはり、勝手に決めたらいけないのだ。


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