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読書の記録~一瞬の風になれ~①

こんにちわ。
11月に入って急激に寒くなりましたね。
皆さんお変わりありませんか?
相変わらず、なかなか更新できてませんが、今日も読んでくださりありがとうございます。

前回、お伝えした本ではありませんが、今読んでいる本の感想を書きたくなったので・・・。

今読んでいる本は、少し昔の本で『一瞬の風になれ』という本です。
確か、私が中学か高校の頃読んだ本です。

感想

この本は3部作になっていて、中学の終わりから高校の3年間、陸上部で過ごす主人公の話。この本の話をするとき、「青春だよね」「いい話だよね」で終わることはあまり好きではない。
 1部(イチニツイテ)を読んだとき、とても印象的な言葉があった。
主人公の親友が“何に興味があって、何が得意で、将来の夢は何?”みたいなことを聞かれたというシーンである。この質問をされたとき、陸上界では天才的な才能を持つ彼は答えられなかったのだ。
 今の私はこの本を読んだとき、今の私はこの本に書いてあることに答えられるだろうだろうか、はじめて、この本を読んだ10代の私はどんな風に答えたのだろうか。少し自分に矢印を向けてゆっくり考えてみる。
 今の私が興味あるものは、どきどきするもの、ワクワクすること、面白いこと、楽しいこと・・。ポジティブに感情が動くこと。
得意なことは、ものを作り出すこと。いろいろな角度から物事を考えていくこと。将来の夢は、心穏やかに笑って生きてくこと。
きっと、10代の私はこんな風に思っていなかった。毎日、家にも学校にも居場所がなくて、バレーボールを好きだって思うしかなくて、早く終わりにしたかった。この本もこんな風に読んでなくて、部活がんばろ、みたいな感じだったと思う。

本ってやっぱり楽しいな~。

本の情報


あらすじ

サッカー一家に育った少年が、高校入学を機に陸上を始める。才能のかたまりである親友と陸上が大好きな友人、先輩後輩、顧問の先生、ほかの学校の陸上部の生徒、顧問とつくる青春ストーリー。


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