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大塚国際美術館

この土曜日と日曜日、2日かけて大塚国際美術館に行ってきました。
アートはじっくり見たい派メンバーで行ったので、近くで泊まって2日かけて行きましたが、それに安心して時間配分間違え、結局全部は見れないはめに…
それくらい充実した作品数で、まさにアートのアミューズメントパークって感じでした!

大塚国際美術館は陶板名画美術館で、世界の190あまりの美術館に所蔵されている西洋絵画、約1000点を陶板に原寸大で複製させた作品が飾られています。
ただ作品がずらりと展示されているだけではなく、環境展示といって、実際の作品の状態をそのまま再現する形で展示しているのもありました。
その代表的なのが、目玉にもなっているシスティーナ礼拝堂の天井画。

本物は写真撮影できないのでここぞとばかりに撮影できたばかりか、二階の天井近くからも見れて良い体験でした。

また、陶板ならではのことで、実際の絵画と違って光に強いので、日光の下でも平気で展示できます。
それを活かして、睡蓮に囲まれた庭でモネの睡蓮の絵が展示されてるのも素敵でした。

こちらを渡ると…

ぐるっとモネの絵。
見応え抜群でした。

レオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》も、修復前と後を同時に見れたり、パリのルーブル美術館とロンドンのナショナル・ギャラリーにある《岩窟の聖母》が並んでたりと、複製美術館だからこその楽しみ方もありました。

もちろん、作品によってはあまり陶板と相性よくないなぁというのもあるし、筆致が見えないなど本物に及ばないところもありますが、精巧なコピーとサイズ感で本物のエッセンスはしっかりと感じられました。
何気に額縁も立派に再現されてるのも、作品のエッセンスを十分感じさせる大きな要因になってたと思います。

西洋絵画のダイジェストをめちゃくちゃ堪能した2日間でした。
見れてない箇所があるのでまた行きたいです。

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