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価値とは?顧客が感じる7つの価値について【マーケティング】

ーはじめにー

このnoteは、以前書いた「個人のブランディングのやり方【1】〜【3】」の続きのような位置付けです。 が、独立した内容ですので、このnoteだけ読んで頂いても構いません。

逆に、このnoteを読んでおもしろいと思ったら過去のnoteも読んでみてください。

【過去のnote】

個人のブランディングのやり方【1】《個人の強みの洗い出し》

個人のブランディングのやり方【2】《環境分析》

個人のブランディングのやり方【3】《戦略立案》

【このnoteの内容】

根底はブランディングのお話ですが……

自分(の商品やサービス)の強みや環境を分析したいけど、そもそも、顧客が求める価値って何よ?

もっと具対的に言ってよ。゚(゚´Д`゚)゚。 という人向けに書きました。

顧客がどんなことに価値を感じるのか? という内容です。内容は緩めです。

中身のイメージとしては

マーケティングが8割

ブランディングが2割

ぐらいの割合でしょうか?

ブランディングの手法にしか興味がない人はここで読むのをやめるかもしれませんが、顧客が何に価値を感じるのか理解しないとブランディングも難しいのでは無いでしょうか?

それでは始めさせて頂きますね。

ー登場人物(?登場動物?)ー

🐶……ブランド・ステワン

ブランディングやマーケティングに詳しいイヌ

🐼……niyuta

ブランディングで一発当てたいと思っているパンダ

ー出だしはまた×3 この2人からー

🐶「……」

🐼「……」

🐶「……」

🐼「……早く、始めなよ」

🐶「あ、はい」

🐼「……」

🐶「では、今回はユーザーのニーズを満たすとは?顧客がどんなことに価値を感じるのか? について説明します」

🐼「……お願いします」

🐶「普通に説明しても、面白くないので今回は……」

🐼「はい」

🐶「なぜ、niyuta君はカフェがそんなに好きなのか? という趣旨で『顧客の感じる価値とは』について説明します」

🐼「私がカフェのどんなところに価値を感じてるのか? ですか?」

🐶「そうです。 という訳で『カフェ好きniyuta君とブランディング』 というテーマで説明をしていきますね」

🐼「マジで?それだと意味が分からなくなりそうだからやめて欲しい。普通に説明して」

🐶「niyuta君は、喫茶店のコ◯ダが大好きですよね?他にもオシャレなカフェとか大好きで、よく行きますよね?」

🐼「えっ?そういえば、なんで知ってんの?」

🐶「マーケティングに重要なのは顧客を知ることです。観察法にて調べました」

🐼「え?何?観察法って?いつの間にか私のこと調べてんの?」

🐶「なぜ、niyuta君はカフェが好きなの?どうしてそんなにカフェに行くの?」

🐼「えっ?それは落ち着くし、美味しいコーヒーが飲めるし」

🐶「コーヒーは家でも飲めるし、実際、家の方が落ち着くんじゃないですか?外より」

🐼「えっ?うーん……」

🐶「niyuta君は顧客が商品やサービスに求める価値について考えたことがありますか?

🐼「え?しっかり考えたことないですけど、なんか顧客のニーズを満たす、って言うの?つまり問題解決をすればいいんじゃないんですか?」

🐶「では聞くけど、オシャレなカフェはniyuta君のどんな問題を解決してるの?」

🐼「えっ!?」

🐶「niyutaくんはオシャレなカフェにどんなニーズを満たしに行くの?」

🐼「え?うーん……」

🐶「悩むでしょう?それはniyuta君が顧客の感じる価値について理解してないからです」

🐼「は、はぁ」

🐶「顧客が感じる価値には以下のようなものがあります」

ー顧客が感じる7つの価値ー

1.人間価値

2.情報価値

3.商品価値

4.サービス価値

5.時間価値

6.雰囲気価値

7.価格価値

🐼「つまり上記の7つ、もしくはいくつかを顧客に提供出来れば価値を提供出来ているという訳ですね」

🐶「そうです。それでは、一つずつ見ていきましょう」

1.人間価値

🐶「簡単に言えば、一人一人の顧客に合った商品説明や対応、そのコミュニケーションから生まれる満足感のことです」

🐼「はい」

🐶「カフェで言うなら、提供出来る飲み物や食事の「商品知識」とその説明の仕方のことですかね」

🐼「はい」

🐶「個人のブランディングでいうなら」

🐕コンサル力がある というクチコミ

🐕専門家である ことの証明
  →協会所属や資格保有など

🐕(講師などの)実績

🐶「↑が当てはまりますかね。自分には上記の能力があることを顧客に伝えることが個人でいうところのブランディングですね」

🐼「はい」

🐶「niyuta君はカフェに入って、店員さんがやってきました」

🐼「?」

🐶「そのカフェの商品の事を聞くのに、店員さんの言うことを信じて疑わないでしょ?

🐼「えっ?だってそこの店員さんでしょ?まさか、間違ったことは言わないでしょ?サンドイッチはありますか? って聞いて、まさか、無いのにあるとも言わないでしょうし」

🐶「そう、そのカフェに勤めている店員さんだから、そのカフェの商品については誰よりも詳しい。 と誰もが思う。これこそがブランディングの考え方ですね」

🐼「はい」

🐶「でも、もしそれがniyuta君のよく行くカフェで、初めてみる店員さんだったら?」

🐼「う〜ん、新人さんか〜。だったら、少し不安かも。なんか聞いても間違ってるかもしれないと思うかもです」

🐶「下記のnoteでも書いていますが、ブランディングとは……」

個人のブランディングのやり方【1】《個人の強みの洗い出し》

🐶「一貫して継続したコミュニケーションで、その「◯◯らしさ」を『約束』し、営業活動や商品、アフターフォローなどで「◯◯らしさ」を『実証』する。これこそがブランディングです」

🐼「はい」

🐶「だから、ブランディングは一朝一夕には成り立ちません。店員さんの服を着てるからと言って誰もが100%、その人を認めるかと言えばそうではありません

2.情報価値

🐶「次は、情報価値。今の自分にとって有益な情報が得られる満足感です。これはカフェに例えることはできませんが、例えるなら……」

🐼「例えるなら?」

🐶「一次情報を持ってる、もしくは専門知識を持ってるということですかね。あと、有益な情報を取捨選択できるということでしょうか」

🐼「一次情報?」

🐶「世間一般に公開されている二次情報ではなくて、独自で収集した情報、ノウハウなどのことです」

🐼「はぁ」

🐶「保険商品に詳しいファイナンシャルプランナーさん、企業経営に詳しい中小企業診断士さんなんか、そうですよね。それに経験なんかが上積みされると強いですよね」

3.商品価値

🐶「商品そのものが持つ、品質、機能、性能のことです。それが期待通り、もしくは期待以上と言うことです。カフェで言うなら飲み物や食事ですね」

🐼「食事が美味しいとかですか?」

🐶「そうです。カフェは食事をするところだと思っている人にとっては、飲み物や食べ物が美味しいか、おいしくないかが商品価値です」

🐼「はい」

🐶「niyuta君は多くはチェーン店の喫茶店(コ◯ダ)に行きますよね。あまり個人でやっているようなカフェや喫茶店には入らない。それはなんでですか?」

🐼「えっ?安心感があるからかなぁ。どんなメニューがあるか、前もって分かるし、価格も知ってるし

🐶「それもお店側のブランディングですよね」

🐼「そうなんですか?」

🐶「でも、チェーン店で無いカフェでも、通い続けているカフェとかあるじゃないですか?それはなんで?」

🐼「えっ?だって外から見て、すごいオシャレなカフェで入ってみたらすごい良かったから」

🐶「なんで入ったの?」

🐼「外観がオシャレだったから……あっ?これもブランディングなんですか?」

🐶「それは違うね。最初の一回は期待感だね」

🐼「はあ」

🐶「チェーン展開で、前もって顧客に質を保証し安心感を与えるのはブランディングだけど、外観や雰囲気で試してみたいと思わせるのはブランディングではないよ。これが長期的にイメージを植えつければブランディングだけど」

🐼「いろいろ難しいんですね」

4.サービス価値

🐶「商品やサービスを購入するにあたって、購入前、購入の瞬間、購入後のサービスが安心して受けられること」

🐼「それも価値なんですか?」

🐶「そうだよ。当たり前だよ。事前の問い合わせからアフターフォローまでのことだからね」

🐼「へぇ」

🐶「カフェで過ごす時に素晴らしい食事だったとしても……」

🐼「だったとしても?」

🐶「注文を受ける店員さんの態度や、アフターフォローの対応が悪かったら?」

🐼「気持ち良くないですよね。もうそのカフェには行きたく無くなります」

🐶「顧客は受け取った商品や、受けたサービスだけではなく、その前後のサービスにも価値を感じるということだよ」

5.時間価値

🐶「限られた時間を有効に使えたと思える満足感。これ超重要ね」

🐼「時間が大事なのは誰でも一緒だと思うけど」

🐶「それはまあ、そうなんだけど」

🐼「その商品を買ったり、サービスを受けることで時間が得したと思えることですよね?」

🐶「ちょっと、違うね。niyuta君は時間が大事だと思ってるのに、なんでカフェに行くの?空いた時間にのんびりとコーヒーなんか飲んでたら、時間がもったいなくない?」

🐼「え?でも、カフェで休憩するのは、私の大事な息抜きだし」

🐶「じゃあ、家は?のんびりするのにカフェでお金を使う必要なんかないんじゃない?」

🐼「うーん」

🐶「……そうだよね。ただボーッとしてるだけでは大事な自由時間がもったいないんだよね」

🐼「そう。大事な休み時間にリフレッシュしたいんです」

🐶「時間は有限、となると大事な自由時間を有意義なものにしたい。だから、お金を出して、ボーッとするためにカフェに行くんだよね」

🐼「まあ」

🐶「それが、限られた時間を有効に使えたと思える満足感だよ。お金を払うことで時短になったというような単純なことではない

🐼「はい」

🐶「限られた時間を有効に使えたと思える満足感。それが顧客の感じる価値。これ重要だから2回言ったよ」

6.雰囲気価値

🐶「商品を選ぶ時、サービスを選択する時、安心で安全な環境である満足感」

🐼「さっきのサービス価値に似てますね」

🐶「そうだね。それだけ、顧客は商品やサービスそのものもそうだけど、付随するものや、その体験に価値を感じるということだね

7.価格価値

🐶「納得できる価格であると思える満足感の事だね」

🐼「高いなぁ〜とか、安いなぁとか思って安くて嬉しい ということですか?」

🐶「そうだね。提供された内容の割には安い! と顧客が思えることが重要です」

🐼「へー」

🐶「niyuta君も、入ったカフェが……すっごいオシャレで食事が抜群に美味しいとして……」

🐼「美味しいとして?」

🐶「それが、それ相応に高かったら?」

🐼「うーん。妥当かな。美味しいから仕方ないか と思いますね」

🐶「でも、そのniyuta君が妥当だと思う価格より少しでも安かったら?

🐼「超嬉しいです。お得感を感じてしまいます」

🐶「それが価格価値だよ。単に安ければ良いと言うものではない。受け取ったものと比べて、安いと思えることが重要

🐼「はぁ、そういうことですか」

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🐶「以上が顧客の感じる価値だね」

🐼「いろいろありますね」

🐶「上記を参考にしてniyuta君もブランディング頑張ってね」

🐼「ありがとうございます」

ー終わりは粛々とー

こんにちは!niyutaです。

今回もふんわりした感じの中身です。

このnoteを読んで……だから何だ? と言われても答えようの無い緩い感じの内容ですが……

もし「自分が人に提供出来る価値とは?」 とそこからつまずいている人の助けになれば幸いです。

最後まで読んで下さいました方は本当にありがとうございます。

私のnoteが少しでもお役に立ちましたら、サポートをお願いします(/ω\)頂いたサポートで我が子にお菓子でも買ってあげたいと思います(*´ω`*)