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思い出さないようにするより、思い出したら切り替え(カウンセリングの記録)

午前中にカウンセリングを予約していたおかげで、比較的早い時間に起きた。
ようやく生活リズムが戻りつつある。

今日はまず原稿をチェックに提出したことをほめられた。
提出予定の日が来たから提出しただけで、内容の出来は60点くらいだけれど、それでもえらいと言われた。
100点になるまで出せない人もいるんだからと。

何にせよ、ほめてもらえるのはありがたい。
追い詰められると、よく何をしても何もしていないような気分になる。
他者から何かしているお墨付きをもらえると気が楽になる。

最近、作業していると、以前にあった嫌なことを思い出して気落ちしてしまうことを話す。
ひとつ思い出すと芋づる式に他の記憶も引っ張り出されて、いらいらや悲しさでいっぱいになる。

昔のできごとが今に影響して、今やりたいことを妨げているのは嫌ですね、と言われる。
今はもう関係ないのに、思い出して手が止まってしまうんでしょう、と。

そういう言い方をされて、はっとする。
確かに、それらはすべて、今はもう終わったことだ。
これから解決のために何かができるわけじゃない。

嫌なことを思い出すのは、その時と同じような状況になっているからです。
同じような状況にいるから、同じような記憶が蘇ってしまうんですよ。
楽しい時に嫌なことは思い出さないでしょう?
これまで思い出さないようにエネルギーを使ってきただろうけれど、これからは思い出してもすぐに切り替える方に工夫してみましょう。
紙に書いてぐしゃぐしゃにするとか、実際にしなくても、頭の中で紙を丸めるイメージをするとか。
思い出したら席を立って散歩に行ってみるのもいいでしょう。

また予想外のことを言われた。
”思い出さないようにエネルギーを使ってきた”のは図星だ。
いつも、なんとかして溢れてくる記憶に蓋をしようとしていた。
”思い出してもすぐ切り替えられるように”とは、考えていなかった。

よく嫌な記憶に囚われる場所を思い浮かべてみて、物理的にそこを離れるのはよさそうだと思った。
散歩ついでに飲み物でも買いに行けばいいかもしれない。

思い出してもいいから、すぐに切り替え。
次の一カ月、この方向でやってみよう。

最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。