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【本の紹介】速習 ECMAScript 2018(Kindle版)

【はじめに】

ご縁があり、WINGSプロジェクトの書籍レビューに応募して献本を頂きました。読み終わりましたので書評を書かせていただこうと思います。

【良かった所】

・機能別の章分け
ECMAScript2015から18までに拡張された言語仕様が、機能別に章分けされて紹介されている(基本構文、関数、組み込みオブジェクト、オブジェクト指向構文)。そのため、関連する様々な言語仕様に混乱させられず、シンプルにひとつひとつの拡張仕様を学ぶ事が出来る。

・コード例が豊富
各言語仕様の説明に際して、コード例と図が豊富に用いられている。またコード例はECMA2015以前の記述方法との対比もふんだんに取り込まれており、その拡張仕様を取り入れる場合に「どう記述方法が変わるか」が分かりやすくなっている。

・非同期処理系の記述が詳細
Promiseオブジェクト、async/awaitについて、ともすれば混乱しがちがちな実行時の流れについて、図とコードを例を用いて分かりやすく説明されている。また本書の範囲から本来外れるfetchメソッドについてもきちんと抑えてあるところは非常にありがたいし好感が持てる。

・IE11対応について触れられている
自分個人としては相手にすることはあまりなさそうだが、本書での機能をIE11対応する場合を想定してBabelの章が設けられていたのは好感が持てる。

【不満だった所】

・レイアウトが若干読みにくい
レビュー用に頂いたPDFだけの問題かもしれないが、節の区切りにの余白が狭く、またサンプルコードと本文の間の余白も狭く若干読みにくさを感じた。

・索引が欲しかった
これもレビュー用PDFだけの話かもしれないが、ページ数が全体に少ないとは言え機能別の索引は実用する時に便利なので欲しかった所。

【全体的な感想】

全体を見れば、このコンパクトなページ数かつリーズナブルな価格で、これだけの内容を端折らずにきちんと記述してくれている本というのはとてもありがたい。今後もこういったピンポイント(というほど範囲が狭くはないが)に絞った電子書籍を販売して頂きたい。

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酒場プログラマ兼某社CTO・技術コミュニケーション改善士。 プログラミングや開発・技術相談、開発組織改善、教育や技術コミュニケーション改善相談など円滑な開発の為のコンサルを行いながら、コードと文章を書いています。 趣味は写真撮り歩きと飲み歩き、乱読書。活字と旨い物には目がない。

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