うつ病なんて、ならないと思ってた。

タイトル通りです。うつ病になる方の大半は
「そんなわけが無い」「まさか自分が?」
なんて思い、診断にショックを受けるものです。私もその中の1人でした。

1.うつ病と診断されるまで

私が初めて心療内科に行きうつ病だと診断されたのは、7月末です。それまでどういった経緯があったのかというと、現在のコロナ禍情勢も影響してきます。


数年前から時折体温が微熱(37度前半〜38度前後)まで上がり、原因が分からないという現象が時折起こっていました。しかしそこまで気にも留めず、職業を転々としつつ働いておりました。


新しい仕事に就いてからというもの、なんだかおかしいな?程度に自覚できる症状が(今思い返してみれば)出てきていました。


・文字が認識できない
→例えばSNSの返信や投稿など、文語調口語調問わず「文章が書いてあること」は理解出来ても、内容が全く頭に入ってこない。意味が分からない。


・味覚が無くなる
→これと同時に食欲が落ちたのもあったので、好きな物を食べようと考えて食べるようにしていました。ですがある日突然、好きだったコンビニのパスタサラダの味が全くしなくなりました。この症状は抗うつ薬の治療を始めて、1ヶ月ほどで治ってきました(味覚に変化はありましたが)。


・好きな物に関心が持てない
→私は元々多趣味だったので、様々な事に関心があったのですが、その時特にハマっていたYouTubeの動画を見なくなりました。ハマっていたゲームもしなくなり、売却してしまいました。何がやりたいかと言われれば、何もしたくないが正解だったと思います。

・眠れない
→充分働いて働いて、疲れて帰ってきている筈なのにベッドに入ったら眠れないのです。寝付けたとしても、1時間や30分ほどで目が覚めてしまいます。寝た気がしない。この時から、今までした事の無かった「歯ぎしり」をするようになりました。


・原因不明の罪悪感と自己嫌悪で涙が出てくる
→これも驚きました。仕事はきちんとしているし生活も送れているはずなのに、何故か毎日毎日自分を責めるんです。そして次に湧いてくるのは罪悪感。なんに対してかもよく分かりませんが、自分なんかいなくなればいいんだという思考に陥り気付けば涙がボロボロと。決して涙脆くは無いので、異常な状態だったと今なら分かります。


・熱が出て病院に行くも、検査結果は何も無し
→微熱が1ヶ月以上出続けたので、出勤できなくなり3つほどの病院で検査を受けましたが何もありませんでした。血液や甲状腺も調べましたが、何一つ異常はなし。しかし微熱と倦怠感はずっと続いていたのです。


以上が目立った症状の前兆です。主治医の先生曰く「この段階になる前に来て欲しい」との事でしたが。
うつ病の症状や前兆には個人差があり、発病した時期を推測するのも困難です。しかも厄介なのが、
症状が重い人ほど「自覚しにくい」ところ。
かくいう私も、人に勧められて心療内科を受診しました。


しかし、心療内科や精神科は人によってはハードルが高い場所です。行くのには勇気がいるかもしれません。
ただ、そういった場所へ行かなければ分からずじまいで治らないのがそういった病気の性質なのも事実です。

ですからどうか、少しおかしいかな?と思ったら、あなたをよく見てくれている周りの人に聞いてみてください。
もしかしたら、あなたが壊れてしまうかも!と思った時には、声を掛けてくれる誰かが既にいるのかもしれませんよ。


症状や前兆を大まかに述べましたが、他にもいくつもあります。それを聞いてみたい方はコメント欄にお願いします。
そういった分野では素人ではありますが、もしそうなのかな?と思っていて不安な方がいらっしゃれば、そちらもコメント欄でお願い致します。


次回は、うつ病になった原因と治療についてお話出来ればと思っております。それでは。

























この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?